更新日: 2018.08.31  カテゴリー: 田舎暮らし

室戸への移住ってどんな感じ?サクッとわかるまとめ

ど田舎移住!室戸移住をサクッと紹介(室戸のこと/移住の理由/Q&A)
先日、移住イベントに向けてパンフレットを作りました。これが、室戸の移住についてサクッと知るのに最適なので、ブログでも中身を紹介しちゃいます。

パンフレットの画像とともにどうぞ!

大阪から移住した地域おこし協力隊が紹介します!

パンフレット1

こんにちは。室戸市地域おこし協力隊のはしもと(@khashimoto1105)です。
室戸に移住して2年が過ぎたわたしが、室戸のことや移住生活について紹介いたします!

まずは自己紹介!
大阪府高槻市出身の25歳です。大学卒業後に室戸へ移住してきました。
今年で地域おこし協力隊3年目を迎えます。

地域おこし協力隊の任期は3年間なので、今年で終わりです。
任期終了後の予定は、室戸に残って、畑をしたり、ブログを書きながら、里山体験のできる拠点を運営します。体験を通してたくさんの人に室戸の魅力や、自然の大切さを知ってもらいたいですね。

室戸ってどんなところ?概要まとめ

それでは、室戸の概要を紹介していきましょう。

パンフレット2

概要

人口 約1.3万人、面積 248.2 km²
自然資源が豊富で多様な産業が営まれています。漁業で栄えた地域でもあり、かつての捕鯨文化が祭りなどに今も残されています。現在は室戸ジオパークや四国遍路など、観光の町としても力を入れているところ。

室戸の自然

海、山、川のつながりをダイレクトに感じられる室戸。アクティビティはもちろん海から魚、山から山菜・ジビエ、川からアユや川エビと自然の恵みのおかげで食生活も豊かです。

わたしが室戸へ移住を決めた一番の理由といっても過言ではありません。地元の人たちがうまく自然を利用したり、自然を使って遊んでいるのが魅力的です。

室戸の産業

豊富な地域資源に恵まれた室戸市では、漁業、農業、畜産業、製炭業と多様な産業があります。後継者は減ってはいるものの、生産業を新規で始める若者もいます。

大阪で住んでいた時は縁遠かった1次産業。
自分が今まで食べていた食べ物たちは、こうやって作られてきたんだと身近で感じられます。

室戸の観光

室戸ジオパーク、吉良川のまちなみ、遍路道をはじめとする、観光資源も豊富です。ダイナミックな自然のおもしろさと、人々が育んだ歴史文化の両方が楽しめます。

ベッドタウン出身のわたしは、観光地に住んでいるってどんな感じなのかな?とずっと思ってきました。こうやって、観光資源豊富な場所に住んでいると、友人が来た時に案内できる場所が多くって誇らしい気持ちになります。

移住すると会えなくなるかな、と思っていた友達がわざわざ遊びに来てくれるので、とてもうれしいですね。

室戸の祭り

もともと5カ町村が合併してできた室戸市。町ごとにも少しずつ文化が違います。特に祭りは顕著で、秋の神祭時分になると、室戸市各地で個性豊かな祭りが開催されます。

パンフレットに掲載している写真はどちらもわたしが住む吉良川町のもの。今までちゃんと祭りを継承してきた地元の人たちがすごいっ!

≫室戸は神祭シーズンが一番アツい!~吉良川御田八幡宮の秋祭り~

移住先に室戸を選んだ理由は?

パンフレット3

とにかく自然がいっぱいのところに行きたかった!

自然がたくさんあるところへ行きたかったので室戸を選びました。海、山、川、すべてあり、里山の暮らしも残っています。体験拠点を作りたかったので、ど田舎なのもよかったです。

自然資源以外の地域資源も豊富

5カ町村が合併してできたと歴史があり、地区ごとの文化も違っておもしろいです。また、伝統的なものも残っているので、体験できることがたくさんあり、観光の仕事が作りやすそうだと感じました。

仕事の種がたくさん。起業するのにいい場所

田舎には田畑、山、空き家、そのほかにもたくさんの余っている地域資源があります。磨けば光る地域資源が手つかずのままだったりするので、そのようなものを活用したいと思いました。

地域の人と話してみた印象もよかった

移住する前には地域をよく見たかったので、現地に滞在し色んなところを見学させてもらいました。その中で地域の人とも話してみて、この土地の良さを感じられたので。

地域おこし協力隊の制度があった

わたしは新卒なので、なんのスキルもお金もありませんでした。そのため、地域おこし協力隊の制度を使い、起業の準備をできるのも魅力的でした。

≫起業したい私が就活を早々にやめて地域おこし協力隊を選んだ6つの理由

大阪から割と近いと思ったけれど…

ここは誤算(笑)
移住するなら大阪から近い、ところがいいなと考えていました。この点は、車か高速バスで5時間なので思ったより少し遠いです。でも年数回大阪には帰っています。

室戸の暮らしはこんな感じ

パンフレット4

おうち事情

知り合いの紹介で見つけた空き家を改修して住んでいます。海沿いの広い家です。

≫【体験談】24歳の私が手取り13万で7DKに住めるワケ【田舎の空き家事情】

改修費用は?

お風呂と床の張替え、玄関扉、雨戸を直して約90万。半分は補助金で賄いました。

大変だったこと

前の住人の不用品の処分と片付け。大家さんと友人とがんばってやりました。

お気に入りの点

薪風呂にもできるところと、海が見える2Fの部屋、趣のある和室。

来年からは宿泊できるように

こんなに広い家を選んだのは、滞在拠点を作るため。来年から里山体験の宿泊所として活用します。

一日の過ごし方

季節や日によって違いますが、理想的に過ごせたなっていう日はこんな感じです。

6:00 起床
7:00 散歩
8:30 出勤

仕事

12:00 昼食

仕事

17:15 退勤
17:30 農作業
19:00 帰宅
20:00 夕食/おふろ
21:30 ネット/読書
23:00 就寝

散歩

気が向いたときに海や山へ散歩に行けるのがお気に入り。

仕事

パソコン作業もあれば、地域に出ていることも。色んな経験をさせてもらっています。

作業

昨年から始めた畑は、地域の方に教えてもらいながら。色んな野菜を作っています。

食事

いつも食卓は地元の素材でいっぱいです。

ブログ

学生時代から続けているブログで、日々の暮らしを発信しています。

サクッと移住のQ&A

パンフレット5

買い物や生活は不便?

日常生活はスーパー薬局コンビニもあるので、車さえあれば不便を感じません。ただ、服や電化製品、本などはネットを利用したり、まとめて市外へ買いに行ったりします。

田舎って閉鎖的?

覚悟してきたのですが(笑)、案外そんなことはなかったです。四国は遍路文化があるので、よその人を受け入れなれているのかな?と推測しています。

高知ならお酒飲めないとダメ?

飲めなくても大丈夫です。わたしもとても弱いですし、地元の人でも、お酒を全く飲めない人(飲まない人)もいます。でも、飲む人はめっちゃ飲んでますね(笑)

移住して困ったことは?

住み始めてから1~2年は、深い相談をできる人がいなかったこと。どこに移住してもそうですが、最初は込み入った話をできる人は見つからないので、そういう話は電話で家族や友達に話してました。

地域おこし協力隊って大変?

指示があったほうが動きやすい人には大変かも。好奇心旺盛な人にとっては、とても楽しい仕事ですよ。自治体や部署によって仕事内容も違うので、担当の人とよく話してみて決めるといいと思います。

≫地域おこし協力隊はかなり向き不向きがある仕事。新卒で挑んだ現役隊員がメリットとデメリットを解説します!

移住してよかったことは?

全部といっていいかもしれません。わたしは室戸がすごく気に入っていますし、理想的な暮らしができています。あとは、自分の事業をいかに軌道に乗せれるかにかかっていますね。がんばります。

室戸の移住情報が豊富なWEBサイト

パンフレット6

さいごに室戸を知るなら見てほしいサイトについて紹介します!

室戸の岬の物語

室戸の暮らしが美しい写真とともに綴られた、フェイスブックページです。室戸の魅力がギュッとつまっています。
移住までは考えていないけど…という方にもぜひ見ていただきたいページです。

≫室戸の岬の物語

室戸市田舎暮らし公式サイト

室戸市の移住促進室が運営するページです。移住体験ツアー、移住体験住宅に関する情報や、移住者の声もご覧いただけます。

移住に関する具体的な情報や支援を知りたいときはココ!
各種お問い合わせも受け付けております。

≫田舎暮らしは高知県室戸市で!移住支援・田舎暮らし情報館

世の中は知らないことだらけ(本ブログ)

最後は本ブログ、地域おこし協力隊 橋本果奈のブログです。主に地域おこし協力隊になってみて感じたことを率直に書いています。

地域おこし協力隊を検討中の方は参考になるかと。
こちらのカテゴリーを合わせてご覧ください。
≫地域おこし協力隊

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