更新日: 2017.04.29  カテゴリー: DIY,自然体験

ペール缶なんていらない!超絶簡単なレンガロケットストーブの作り方

はじめに

こんにちはー、室戸の地域おこし協力隊、橋本果奈です。


自然たっぷりな場所で環境に優しい暮らしを追求したい。と、この地にやってきました。そんな私はエコな暮らしに興味があるわけです。ロケットストーブも気になっていたアイテムでした。

室戸の自然の家の方がその作り方を教えてくださるということで、さっそくお話を聞きに行ってきました!

積むだけ!幼稚園児でもできるロケットストーブ!

結論から言いますと、お話聞くも何もないほどのイージーさ。それくらい、いとも簡単に強力な火力を起こして見せてもらいました!!


それでは、超カンタン!レンガロケットストーブの作り方を紹介いたしましょう。


まず用意するものは、
レンガ
以上。


レンガ20個分を使って組み立てていきます。

ロケットストーブ

一番下は四角く敷き詰めます。レンガじゃなくてもOK。

二段目にレンガ3つと、レンガの半分のブロックを使い、空気の通り道をあけます。


要は、ロケットストーブで一番肝心なL字型構造を作ってしまえばいいだけです。このL字型構造が上昇気流を生み出し、少ない燃料で効率よく燃焼するのです。

ロケットストーブ

あとはそのまま上へ上へと、真ん中をあけて積めば完成!
高くするほど煙突効果が上がります。


ほら、幼稚園児でもできるくらい簡単じゃないですか?

レンガロケットストーブの燃焼はいかが?

はい、大事なのはここですよね。レンガロケットストーブの燃焼はいかがなものか。

ロケットストーブ

その辺で枝や杉の葉っぱを拾って燃やしました。

ヤカン一杯の水を沸かすのに必要だった、燃料は写真の半分程。

ロケットストーブで湯を沸かす

着火するとすぐに強力な火力に!!

ロケットストーブ 五徳なし

五徳(ごとく)も特別なものを用意しなくても、こんな風に石ころで十分。本当にレンガだけでロケットストーブが完成しちゃうのです。


自然の家の方にお話を聞いてみたところ、よく検索して出てくるペール缶のロケットストーブストーブよりよく燃えるそうです。(持ち運びを考えるなら、ペール缶の方がオススメ)

【完全保存版】自作ロケットストーブの原理と構造を徹底解説 


さらに耐熱レンガを使うとより燃焼効率が高まります。

熱を遮断することで、内部の温度が高まり、二次燃焼が活発になるからです。

色々買って揃えようと思ってたのがあほらしい

いやー、色々買って揃えて作ろうって思ってたのがあほらしい!めっちゃ簡単やん!


ペール缶のロケットストーブと比べてやや劣るのは、重さの面。あとは、耐久性、燃焼効率、簡易性、初期費用、すべてレンガの方が優れてます。


ロケットストーブは防災面でも注目されていますが、こんなの家の周りにレンガ転がしておけばいい話ですよね。
ロケットストーブには特に興味ないって方も、原理だけ覚えておけばいざというときに役立ちます。

ロケットストーブを使ったイベントやります

はい!ということで1つ知恵を増やしパワーアップした橋本果奈です。
このロケットストーブを作るワークショップみたいなのをやりたいな~と考えていたわけですが、あまりに簡単過ぎて拍子ぬけ。


なので「ロケットストーブを作るワークショップ」ではなく「ロケットストーブを作って使って楽しむワークショップ」を開催しようと思います。


まだ企画段階ですが、予定は6月3日(土)開催。
作って飲んで食ってみたいな楽しい会になりますよん。昼の部、夜の部、2部構成。両方参加も可能!
また詳細決まりましたら、Facebook、ブログ等でお知らせいたします!
ちゃお。


ワークショップは無事終了しました。

ロケットストーブを使って、いろんな料理をする楽しい会になりました。
参加者のみなさま、ありがとうございました!

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