【体験談】24歳の私が手取り13万で7DKに住めるワケ【田舎の空き家事情と相場価格とは】 | 旅と暮らしを楽しむ かなの自然体験記
更新日: 2017.02.14  カテゴリー: 田舎暮らし

【体験談】24歳の私が手取り13万で7DKに住めるワケ【田舎の空き家事情と相場価格とは】

月給13万で7DK

はじめに

田舎暮らしなら、手取り10万台でも一軒家に住むことができます。しかも7DKの大きな古民家や、庭付きの古民家だってあります。
なかなか借りることができないという空き家ですが、いったいどのように探したのか?
家賃相場は?改修費用は?気になる金額の面も、実例とともに紹介します。

結論、理想の空き家は見つかります!ただ、すぐには見つからないので、先に仮住まいを見つけましょう!

大阪から高知に移住してもうすぐ一年。地域おこし協力隊のはしもとです。

このたび「大きい一軒家に住む」という子どもの頃からの夢が叶いました!!

しかも、二階建て7DK!

24歳にして!!!

今回はなぜ、月給13万の24歳の小娘が7DKの一軒家に住める(賃貸)ことになったのかについて書こうと思います。

早い話が、

デカい家に住むには高給取りになるかお金持ちと結婚するしかない、って考えてたなんて、視野狭いよ!

夢かなう環境選んで、ほんまによかった!

同じ夢を持つみなさん、こっちはこんな環境ですぜ。

って話です。

想像以上の田舎の家賃相場 (一軒家2~3万!?)

安月給でデカい家に住める最大の理由が、家の家賃が安いから!これにつきます。
(高知県室戸市の場合)

相場があってないようなものの田舎の家賃ですが、あえて言うならば一軒家で大体2~4万円くらい? 中には1万で一軒家借りてる人もいるよう。

注: アパートはほとんどないので、基本一軒家を借りることになります。

会話する中で感じた感覚としては、
2万台は地元民にとって高い、ということ。

どないやねん!
家賃の話をすると結構「高いね」って反応もらうんですが、いやいやいやいやいやいやいや!
高くないやろ!と。

せっまいせっまいところに住んでた大阪人 & 買ったもの高いと言われるとプライドが傷つく大阪人から言わせてもらう!

家賃安いわ!

ありがたいわ!!!

家賃事情、あまり情報をキャッチしにくい部分ではありますが、田舎は想像以上に家賃やすいですよ。

空き家にするくらいなら!住んでほしい家の存在

家って人が住まなくなると傷みます。人が住んで、風を通したりと手入れするのがあるのとないのでは全然ちがうのです。

そのため、家賃よりも人が住むことにメリットを感じて貸したい人も多いです。
家賃は固定資産税分だけまかなえればいいと考える大家さんも多いそうです。
ここも、家賃が安い大きな理由かもしれません。

さらに、要補修物件だからその分安い!

借りる物件は基本、空き家になっていた物件なので、補修が必要なことがほとんどです。

気になる改修費用は?

気になるのはその補修がどの程度必要なのか、ということ。
これはね、ピンキリ過ぎてわかりません。

数年前まで住んでたところならばそのまま住める場合もありますが、ずっと空き家だったところはかなりかかる場合もあります。

一応例として自分の場合を書いておきます。

空き家補修費用 7DKに入居する橋本さんの場合

空き家の状態

  • 築40年以上
  • 荷物が残っている
  • 設備的には大きな問題なし、雨漏りなし
  • お風呂の軽い修理が必要
  • 玄関・雨戸にがたつきアリ

補修部分(費用 見積もり)

・荷物の処分(?)
古い荷物がそのままの状態だったので、不要な物は処分しました。費用については大家さん持ちだったので(?)。

・玄関扉(55,000円)
引き戸がガタガタだったので、戸車の取り替え。ついでに鍵がついてなかったので、錠前もつけてもらいます。

・お風呂
ガス給湯器をつける場合(267,500円)
薪風呂のまま使う場合(13,000円)

薪風呂だったので、ガスの給湯器とシャワーをつけてもらいます。薪風呂のあたたかさは格別なので、こっちはこっちで使えるように残しておきます。薪風呂は煙突の取り替えのみで済みそうです。

必要な部分はざっとこんなもんです。

長く住むのと、ゲストハウスをやることを考えて、まだ手を入れる部分もありますけどね。住むだけならこれで大丈夫です。

都会で借りる時の敷金礼金なんかを考えると、補修が必要とはいえ、安いもんじゃないですか?

信頼も必要。人のつながり

どうやって空き家を探す?

家賃安いのはわかった。じゃあ、そんな家どうやって見つけてくんの?って話ですよね。
ここが一番難しいところで、私はとても運よくいい大家さん、いいお家に出会うことができました。

しかし、空き家の情報って全然出回ってないんですよね。そのため、見つけるためには人づてに情報を探すしかありません。ある程度の信頼関係も必要だったりします。

とはいえ、空き家はあります!
探せば見つかります!

なので、行きたい地域、興味のある地域があるなら、一定期間そこに滞在しゆっくり探すべし。です。

移住体験住宅などを利用しながら探したり、とりあえずすぐ見つかったところに住んで、ゆっくり条件に合うところを探すのもアリです。

自治体の移住相談窓口や、先輩移住者のネットワークがあれば強い味方になってくれますよ~。

田舎で家を探すポイント

  • 移住体験住宅など、適当な仮住まいを見つける
  • 現地の知り合いを増やす
  • 人づてにいい条件の空き家を探す

一旦、仮住まいに拠点をおきつつ、家探しをするのが、田舎で理想の家を見つけるのが王道かなぁと思います。

しばらく住めば、同じ地域の中でもどのあたりに住みたい、などと希望がはっきりしてきますしね。地方都市に引っ越してから、さらに田舎へ移住するという二段階移住というのもひとつのやり方です。

まとめ

田舎なら、若者も広い一軒家に住める!

金持ちじゃないけど、大きい家に住みたい!
→田舎で探すべし

まさかまさか、大きい家に住むという夢がこの年で叶うとは思いませんでした!

大阪に一生住んでたら、もしかしたら一生叶うことのない夢だったのかも。と思うともう、大家さんありがとうございますすぎる。

ということで、大きい家に住むのが夢のあなた!田舎でお家探しはじめましょう!

あわせて読みたい

田舎に移住するとこんな暮らしが待っているよ!というのをサクッとまとめた記事です。
参考にどうぞ。

こちらは別の物件ですが、DIYでこのレベルまできれいにすることができます!

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