情報源がネットだけじゃバカになりそうと思った話
はじめに
この記事には、最近自分に入れる情報がネットにかたよっていて、すごく薄い情報しか得ることができていなかった危機感をぶつけています。
学生の頃は授業や本や色んなところから濃密な情報を得ていたのに、今はない。この状態けっこうヤバいかも。危機感の正体はこんなところかも、というのを書いています。
これからは本読んで、体験して、先人の話を聞き、濃密な情報を手に入れていこうと思います。
ネットだけじゃバカになる理由
受動的になりがち
ネットだけじゃバカになる?
いやいや、主体的に情報を取りに行っているよ。という方もいるかもしれません。
でも多くの人は、テレビよりかは受動的ではないと思いながらも、だらだらとSNSを見てしまったり、ネットサーフィンをしてしまったりする方も多いのではないでしょうか。
どんな情報を見るのか決めるのは、もちろん自分自身です。
でも、それ、本当に見たいと思って選んだ情報でしょうか。目に入ったからなんとなくクリックした情報ではないでしょうか。
それって本当に、主体的…?
ひとつひとつの情報が断片的
受動的になりがちな他に、ネットだけじゃ足りないと思う点があります。それは、ひとつひとつが断片的な情報であることです。
たいてい、インターネットで検索して読む記事は読み切りの記事が多いです。もちろんそうではない記事もありますが、読まれやすさを意識して内容をシンプルにした記事、更新速度を上げるためにあまり手をかけていない記事もたくさんあります。
そのことが良い悪いではなく、ネット上にある読み物はそういうふうに作られています。
そういう特徴を持ったインターネット上の記事ばかりから情報収集していると、どうしても得る情報も断片的になってしまいます。
内容の濃い情報源を持つのが大事
大事なのは情報の濃さ
最近、わたしの情報源のほとんどがネットの情報にかたよっていました。
なんとなく流れていく情報を追って、物事の一部分をとらえた記事を読み、時間が流れていく。そうやって情報を得ているうちに、それでいいのか?と急に思えてきたんです。
断片的な情報を追うだけでは、知識がいつまでたっても薄っぺらいままなんじゃないかと。
このままの時間の使い方をしてしまうと、薄い薄い情報で自分が満たされてしまうのではないかと怖くなりました。
本当に自分の生き方に生かすことができるのって、もっと厚みがある濃くて深い情報だと思うのです。しっかりとした知識の基盤があることが、自分の信じた道を力強く歩む原動力になるはずです。世間という移ろいやすく実態のない声に惑わされないための軸を作るのは、その知識の基盤だと思うんです。
ネットは有益。でもそれ“だけ”じゃだめ
もちろんネットは有益です。
自分の探したい情報を世界中から得ることができるし、世の中のトレンドもキャッチすることができます。
でも、それ“だけ”じゃ、情報の表面だけ、一部だけに触れることになってしまいます。もっと深く濃い情報はネットだけからは得られないのではないでしょうか。
具体的には何から情報を得るの?
それでは、いったい知識の基盤はどうやって作っていけばよいのでしょうか。
本を読む
まず本。本って著者の持てる知識や経験、エネルギーを相当かけて作られるものだと思うんです。そのため、豊富な情報が体系的に整理されて記されています。
体系的ってのがけっこう重要で、本を読むと今までまとまっていなかった情報がシュッとまとまることがあるんですよね。ああ、あれってこういうことだったのか。と本を読んで改めて納得できることもたくさんあります。
また、体系的にまとめられていると、今まで得てこなかった知識の穴みたいなのも埋めれます。
論文を読む
論文を読むことも本と少し似ている部分があります。
わたしは研究者ではないですが、何かひとつの対象について詳しく知りたいとき、論文を探してみることがあります。
体験をする
実は体験するということも、大きな情報源です。
体験して得られるものは、言葉にできる知識だけではありません。感覚というか、感触というか、そういった言葉にならないデータが体にたまっていくのは体験してこそ。
知識を得て、体験しないままでは、わからないことがたくさんあるのです。
また、体験と知識はお互いに補完する関係でもあると思っています。本で得た知識を実際に体験して習得する。逆に、体験したことを本で学び納得する。どちらも大切なことです。
わたしが普段感じていることですが、知識を身につけるためには「本とフィールドをどれだけ行き来したか。」が大事になってきます。
だからわたしは、これは身につけたい!と思うものに関しては、知識を得ることと、体験すること、両方するように心がけています。
先人の話を聞く
その道の先人の話を聞くことも、まとまった情報を得られる方法です。講演や何かでもいいのですが、直接会って話を聞けるということは文字を読むよりずっとずっと多くのものを得られます。
話し手の熱を感じられるという点は、「体験する」に近いものがあります。こちらの問いかけに対して、反応をしてもらえるのも他にはない点です。
まとめ
…と、ネットだけじゃバカになりそう、という危機感の正体を考えてみました。
濃く深い情報を得ることは、けっこう大事なんじゃないかなと思います。。
これからは意識して、知識の基盤を作っていきます。
最後にわたしがこれまでで、めちゃくちゃ濃かったな。と思う体験について書いた記事を貼っておきますね。あわせてご覧ください。
≫【休学・動物保護ボランティア】タイの山奥でアジアゾウの保護活動!って具体的に何をしてたの? 活動内容を紹介します!
≫私が1か月間の語学留学で得た7つのモノ
それでは。
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