小学館の『花と葉で見わける野草』は初心者にとってもやさしい図鑑!【公園や近所の散策におすすめ】
はじめに
こんにちは!自然観察が趣味のかなはしもと(@khashimoto1105)です!
今回はわたしがこれまで買った中でもお気に入りの野草図鑑を紹介したいと思います。
植物の図鑑はいくつか持っているのですが、中でもこの『花と葉で見わける野草』は散策のおともにピッタリな図鑑なんです!
自然は好きだけど、図鑑ってちょっと使いづらい…なんて感じてる人にもおすすめですよ。
『花と葉で見わける野草』の概要
野草写真の数々がかわいい、黄色の表紙です。
中身は、
- 本書の使い方
- 主な科の特徴
- 図鑑ページ
- 用語解説
- 植物の名前(解説ページ)
- 五十音順索引
- 学名索引
といった構成。
身近な野草を見た目の特徴を手がかりに調べられる図鑑です。一番わかりやすく特徴の出る「花」、次に特徴の出る「葉」を見て、初心者でも野草の名前を調べられるようになっています。
散策図鑑として初心者におすすめなワケ
この『花と葉で見わける野草』は、初心者にピッタリな散策図鑑なのですが、その理由を説明していきますね。
約330種 “身近な野草” を紹介してる
こちらで紹介されている、帰化植物(外来種のうち野外に定着したもの)を含む
約330種は、身近で見られるものばかりです。
図鑑の中にはもっとたくさんの種類が掲載されているものもありますが、”身近な植物”に限って調べたい場合、そんなに種数が多いとかえって調べるのが大変になります。
公園や近所の散歩などの身近な植物と親しむには、本書の種数がちょうどよい感じです。
本書で紹介されている野草たちは、かんたんに出会えるものが多いので、図鑑を開くたび、知っている野草が増えていくのは楽しいですよ。
図鑑ページのはじめには、科ごとの特徴を記載しているページがあります。科ごとの特徴を覚えておけば、知らない植物に出会ったとき調べやすくなります。
紙面デザインがかわいい!
ぱっと見ていただけるとわかるんですが、表紙も中身もデザインがいいですよね。シンプルでありながらもかわいい図鑑は思わず持ち歩きたくなります。
自然観察の初心者にとって、植物の名前を覚えるのは大変なことです。でも、こうやって図鑑をいつも持ち歩いていれば、自然と植物のことを調べるようになります。空き時間にパラパラとながめるだけでも、以前覚えた野草の復習になったり、なにげなく見ていた野草の名前がわかったりと勉強になります。
かわいい図鑑なので、ぜひ持ち歩いて野草と親しくなってください◎
似ている野草の違いの解説が詳しい
この図鑑が初心者にとってもやさしいのは、似ている野草の違いをしっかりと解説してくれているところ!
野草を観察しはじめたときは、なかなか似ている野草の区別がつきません。そういった悩みにもきちんと答えてくれるのがこの『花と葉で見わける野草』です。
身近な野草のなかでも、間違えやすい種類を比較して解説してくれているので、とてもわかりやすいです。
以下の3ページを見てもらうと、それがよくわかります。
細部までわかりやすい写真
この写真の大きな特徴でもあるのが、見やすい写真です。
多くのポケット図鑑では1種類につき1枚しか写真が掲載されていませんが、この図鑑は違います。見わけるポイントとなる部分の写真がきれいに掲載されています。
例として、ホトケノザのページをみてみましょう。
『花と葉で見わける野草』では、
- 生えているときの様子
- 全体の様子
- 花の写真
- 葉の写真
が掲載されています。
野草を見わけるポイントが写真でわかりやすく載っているので、とても親切です。
しっかりとポイントが解説されています。
この図鑑を見ながら、植物を調べていると、チェックすべきところが自然とわかりますので、同定(種名を調べる行為)する能力もアップしますよ。
専門用語の解説がやさしい
図鑑というと専門用語が多めで、とっつきづらい感じがしますが、この本は巻末の用語解説ページまでやさしいんです。
ふだん耳にしない専門用語も、わかりやすく解説してくれています。
フリガナがちゃんと付いているのも、大事なポイントですよね。
『花と葉で見わける野草』をおすすめしたい人はこんな人
こんな人におすすめ!
初心者に「とってもやさしい野草の図鑑」だということがおわかりいただけたのではないでしょうか。
あらためて、こんな人たちに、手に取ってもらいたいな。役立つかも!と思います。あてはまる人はぜひ読んでみてください。
- 身近な植物について知りたい人
- 散歩が日課な人
- 自然観察のインストラクター
- 生物学を専攻する学生さん
- 小学校の理科の先生
- 子どもに自然の大切さを教えたいパパママ
- とにかくこの本に魅かれてしまった人
読んだ人の感想
【花と葉で見わける野草】これは探しやすいしわかりやすい。花や葉の形から何の仲間かあたりをつける仕組み。こういうのが欲しかった。 http://bit.ly/m1GOaP #bookmeter
— なーり (@na_ri) 2011年5月10日
神奈川辺りで、身の回りに生えている花の名前を知りたい、という方には小学館の「花と葉で見わける野草」は選択肢の一つ。ハンディなので掲載種は限られるが、よく目に付くものはだいたい載ってる印象。類似種の識別に配慮されたデザイン。 pic.twitter.com/a3bBJaNRJ7
— Wataru Ohnishi (@wohnishi) 2016年2月6日
【とほん人気本】『花と葉で見わける野草』気がつけば道端に知らない野草が生えています。この本はそれぞれの野草について、花と葉の形で野草を見分けられるように詳しく紹介。この本があれば野草の違いがわかる人に。 pic.twitter.com/2Sl1bSVPhY
— とほん (@tohontohon) 2016年6月26日
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「いいな」と思った熱が冷めないうちにぜひどうぞ。
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