映画『プラスチックの海』を見て感じたこと・個人にできること

映画『 プラスチックの海 』をゴトゴトシネマさんで見てきました。新鮮な記憶があるうちに、感じたことをまとめておこうと思います。

『 プラスチックの海 』A PLASTIC OCEAN の概要

今、地球規模で問題となっている海洋プラスチック。

プラスチックはどこからきて、どこへ行くのか。
プラスチックは、人を含む生物にどのような影響を与えるのか?

私たちにできることは?今なされている取り組みは?

海洋プラスチックにまつわる、様々なシーンをドキュメンタリーで描いた作品です。

多くの科学者や識者が警鐘を鳴らす、海洋プラスチック問題。年間800万トンものプラスチックが海に捨てられているという。その大半は海底に沈み、海面や海中を漂うプラスチックも永久に分解されず、マイクロプラスチックとなって食物連鎖の一部になっていく。プラスチックゴミによる海洋汚染の実態とは?そしてプラスチックが海に、プランクトンに、クジラに、海鳥に、人体に及ぼす影響とはー?デイビッド・アッテンボロー、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、バラク・オバマ他が出演。海と共に生きる全人類必見のドキュメンタリー。

映画『プラスチックの海』公式サイト
監督クレイグ・リーソン
出演デイビッド・アッテンボロー、シルビア・アール、バラク・オバマ他
原題A PLASTIC OCEAN
100分/2016年/イギリス・香港

『 プラスチックの海 』を見て感じたこと・考えたこと

ここからは、自分が感じたことや考えたことを中心に書いていきます。
ネタバレも含むかもなので、これから映画をご覧になる方はその点ご了承ください!

海洋プラスチックの問題はかなり深刻だということ

映画の中で印象的だったのは、胃がパンパンになるまでプラスチックを食べて息絶えていく生き物たち、そして海に漂うたくさんのプラスチック片。

海へ行くことはありますが、こんなにもたくさんのプラスチックが浮いているところを見たことがなかったし、プラスチックを食べて死んでしまう生き物も実際に見たことがありませんでした。

でも、海域によっては大量のプラスチックが漂っていて、それで命を落としてしまう生き物がたくさんいます。それも、一部の海域だけの話ではありません。

プラスチックは細かい破片になってもなかなか分解されずに、残ってしまいます。

分解には、ペットボトルで400年かかるそうです。
>>海洋プラスチック問題について |WWFジャパン

映画の中でもありましたが、年間800万トン以上のプラスチックゴミが海に捨てられているというのです。

これだけ長い間残ってしまうプラスチックが、年間このペースでどんどん増えていったら、、、
海洋プラスチックの問題はかなり深刻なことだとわかりました。

物理的な影響だけではない

プラスチックを食べて死んでしまう生き物がいる、というのは想像がつきやすいと思います。

海洋プラスチックにはこのような物理的な影響に加え、海中の毒素を吸着してしまう問題もあるそうです。

どんな毒素が吸着してしまうのか、という詳しいところまでは映画では触れられていなかったのですが、吸着された毒素は魚に摂取され、それを食べる人間にも影響があるということでした。


このことについては知らなかったので、勉強になりましたし、さらに詳しく知りたいと思いました。

原因は海へのポイ捨てだけではない

海洋プラスチックは一体どこから来ているのか、という点も学べました。

まず、川や海に直接捨てられるゴミ。
処理場やゴミ捨て場から、流れ出ていくゴミ。

そして、石油タンカーの事故のように、プラスチックの原料を運ぶ船が事故で海に放出してしまう場合もあるのです。


個人が川や海に捨てるプラスチックについては、意識の改革で防げる部分は大きいかもしれません。
でも、ごみ処理施設の問題や、事故などは、ルールや対処のためのガイドラインなど、大きな制度がないと解決できないのではないかと思いました。


南太平洋の国ツバルには、そもそも処理施設がないのだそうです…!
日本のように、業者がゴミを回収してくれて、処理場で処理される、それが当たり前の国ばかりではないことに驚きました。

個人の意識だけでは解決できないこともある

現代の暮らしは、身の回りにプラスチックがあふれています。意識せず普通に暮らしているだけで、大量のプラスチックを消費してしまいます。完全にプラスチックフリーの生活を送ることは、どんなに気を付けていても、なかなか難しいことです。

また、前述の処理施設がないとか、事故でプラスチックが流出してしまうなどの問題は、個人でどうこうできることではありません。

海洋プラスチック問題、個人ががんばるだけではどうしようもない大きな問題なんだと改めて感じました。

でも、だからこそ、ひとりひとりが、意識を変え、行動を変え、声を出していくことが、この問題を解決するために必要なことだとも思いました。小さな行動も、たくさん集まれば、社会を変える力になります。

海洋プラスチック問題に対して自分ができることは何か?

『プラスチックの海』を見て、自分ができることは何か、改めて考えてみました。

私の環境問題に対する考え方は「少数がストイックに活動するより、多くの人が無理のない範囲で少し行動するほうが、大きな力になる」なので、できる範囲で取り組んでみたいと思います。


映画の中で出てきた、「プラスチック容器しかないなら買いません」とわざわざ飲食店に言いに行くことや、食料品店でプラスチック包装を剥いで店側に処理をさせる、などはちょっと過激かな~と思うんです。(考え方は人それぞれですけどね)


とにかく、過激なやり方は支持されにくいという考えなので、「無理なく、継続的に、多くの人で」できることをやっていきたいな、と思います。そして、これを見ていいな、と思った人は一緒に小さな行動を起こしましょう!

生活の中のプラスチックを見直す

まずは生活の中のプラスチック製品を見直そうと思います。

道具を買うときは、自然に帰るものや、リサイクルしやすいものを選びます。

ついついコンビニなんかで、使い捨てのストローやスプーンなどをもらってしまいますが、それももらわないように。

水筒や風呂敷をできるだけ持ち歩いて、ペットボトルやレジ袋の消費を抑えます。

環境にやさしい製品を応援する

生活の中に、環境にやさしい製品を取り入れ、使うこと、宣伝することで、製品を応援できたらなと思います。

今、私の使っている製品はこちらの記事にまとめています!
よかったら参考にご覧ください↓

もっと深く学ぶこと

映画を見ていて、これはどういうことだろう?数字的にはどのくらいなんだろう?など、いろんな疑問がわいてきたので、もっと深く学んでいきたいと思います。

やっぱり、あやふやな理解だと、ほかの人にも説明できないので。

学んだことを発信すること

私にできることは何かと思ったとき、こうやって文章にして発信することもできるな、と思いました。
文字で表現することが得意な自分にとっては、これもできる行動のひとつです。

この記事を読んで、すこしでも行動を起こす人が出てきてくれたら…
それだけで書いたかいがあるなと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

海洋プラスチック問題を解決するために、一緒に行動していきましょう!