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はじめに

どーも!室戸市地域おこし協力隊のかなはしもと(@khashimoto1105)です。

中山間集落の支援をミッションに活動し、はや3年目に突入しました。

地域おこし協力隊というと、行政とうまくいかなくて悩んでいる、ひどいとそれが原因でやめちゃう、なんて話も聞きます。

わたしの受け入れ課である室戸市産業振興課では、そんな嫌な思いをしたことがないので、あまりピンとは来ないのですが、不満を持っている協力隊員は全国にたくさんいるみたいです。

ネットでもよくない話がけっこう出ていたりします。

うまくいっている協力隊でも、行政職員さんとのやりとりには、迷うところや、気を使っているところがあるはずです。わたしもはじめのうちは迷うところもありました。

 

こういうツイートに反応があるのは、「行政とのコミュニケーション」が地域おこし協力隊の大きな関心ごとのひとつだという証拠なのかもしれません。

というわけで、今回は地域おこし協力隊3年目のはしもとが、これまでの経験もふまえて、「伝え方のヒント」を書こうと思います。

この記事はこんな人に読んでほしい!

この記事はこんな人にオススメ

・地域おこし協力隊1年生

・行政とのコミュニケーションに悩む協力隊

・地域おこし協力隊を考えているけど、不安で1歩ふみだせない人

・地域おこし協力隊をサポートする立場の人

 

地域おこし協力隊はなぜ行政職員とうまくいかないのか?

本題の「伝え方のヒント」の前に、ミスマッチが起こる原因について考えてみましょう。

そもそもなぜ、地域おこし協力隊と行政職員がうまくやれない、ということが起きるのでしょうか?
その原因は3つあると考えます。

原因1 感覚の違い

まずひとつめは、互いの感覚が違うというところ。

地域おこし協力隊になる人と、担当になる職員さん、それぞれバックグラウンドが違うことがほとんどでしょう。都会の感覚、田舎の感覚。行政の感覚、民間の感覚。地域おこし協力隊制度のとらえ方の違い。安定職と任期3年という置かれた環境の違い。…

両者の違いはあげればきりがないほど出てきます。立場や環境が違えば、考え方や感覚も違ってきます。そこのズレが変に広がっていってしまうと、大きな溝ができてしまいます。

原因2 コミュニケーション不足

ふたつめは、コミュニケーション不足です。

互いに違うもの同士が力を合わせてやっていくためには、コミュニケーションがとっても大事です。
しかし、いろんな理由でうまくコミュニケーションが取れないこともあるでしょう。なんなら、協力隊と行政職員がうまくいかないすべての根源はここにあるといってもいいかもしれません。

そんな悲しいことが起こらないよう、今回の記事を書きました。地域おこし協力隊目線で、コミュニケーションの工夫をお伝えします。

原因3 尊重しあえない関係

そしてみっつめは、尊重しあえていないというところ。

コミュニケーションをとろうにも、お互い尊重しあえていないと話にもなりませんよね。

だからと言ってあきらめるのはまだ早いです。なぜなら、尊重しあえる関係はコミュニケーションによって作られるからです。うちは職員さんとの関係がイマイチ…と思っている方は、試しに伝え方を工夫してみると状況に変化がみられるはずです。

それでは本題です。悩み別に、伝え方の工夫をまとめてみました!

 

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悩み① そもそも関心がない

困り顔

地域おこし協力隊と呼んでおいて、担当しておいて、関心がないってどーなんだ!と思ってしまうのですが、そんなところもゼロではないようです。

すでにそんな環境で奮闘せざるを得なくなってしまったときには、いかに関心を持ってもらうか手を打つしかありません。

関心を持ってもらえない時の解決法

この場合の解決法は「とにかく活動が目に触れるようにする」ことです!

人間よく目にするもの耳にするものに対しては、自然と関心がいくものです。逆に、情報が何も入ってこない事柄に関しては、気にもならないものです。

なので、イマイチ関心がないなーと感じてしまう協力隊は、職員の方に向けてガンガン情報を流しましょう!

 

具体例

・ことあるごとに進捗報告(こまめなほどヨシ◎)

少しの疑問も質問してコミュニケーションの機会を増やす(行き違いも防げる)

定期的な報告の機会を設ける

とにかく活動を知ってもらう機会、コミュニケーションをとる機会を増やしましょう。

進捗報告や疑問点の解消は仕事をする上での基本です。特に、協力隊になったばかりのころはわからないことだらけです。お互いに無駄なすれちがいを防ぐ意味も込めて、この2つは徹底的に行いましょう。

活動に大きな動きがない場合でも定期的な報告の機会は大事です。

うちの場合は月に1回、地域おこし協力隊の定例会をしています。

事前に活動報告書を提出し、担当の職員さんに進捗を確認してもらいます。定例会の当日は、自治体の全地域おこし協力隊と、その担当課の職員さんや県の職員さんが参加し、各自活動の報告をします。この際、職員さんからフィードバックをもらったり、情報交換をし、活動のヒントをもらいます。

 

事例で提案!室戸市の場合

このような機会がない自治体の協力隊員は、職員さんに提案してみるのもひとつの手です。毎月は厳しければ、隔月に1回でもおこなう価値はあるでしょう。

提案する際の材料として、いかに室戸市の場合についてまとめておきます。よければ参考にしてみてください。(コピペOK◎)

 

【活動報告書】
月に1回提出、担当課の班長、補佐、課長に活動の進捗状況を確認してもらう。

記載内容
・今月度の予定と実際の活動
・課題とアプローチ
・来月度の予定
・今月の日程表(実績)
・来月の日程表(予定)
・活動の様子がわかる写真
・その他添付資料(配布したチラシや出張の報告書など)

【定例会】
月に1回開催。地域おこし協力隊と担当職員や県職員が参加。

目的
・地域おこし協力隊の活動報告
・職員からのフィードバック
・情報共有(イベントの告知や有益な情報の交換)
・疑問点の解消

 

悩み② 職員さんが忙しそう

パソコンとグラフの書いた資料

関心がないわけじゃないんだけど、忙しそうでなかなか話ができない…。なんてこともよくあると思います。

個人的には忙しかろうがどんどん話かけていいと思っていますが(対応できなければ対応できないで、いつにしてって言ってくれるので)、それでも躊躇はしますよね。

忙しそうで話ができないときの解決法

そんなときの解決法は「合間をみつけてもらう」しかないです!

待っているだけでは、話しかけるタイミングをつかめないまま時間が経ってしまうだけです。積極的にアプローチし、合間を見つけてもらいましょう。

具体例

・〇〇の話がしたいので時間とってもらえませんか?とお願い

・時間があるときにチェックしてください!と文書で渡す

職員さんが忙しい場合はもう、いつなら話ができそうか聞くしかないです。
そう、聞くしかない。

その際「〇〇について意見がほしい」「〇〇を△△する話」などと簡潔に、中身を伝えておくことで、職員さんも対応しやすくなります。

文書を渡すのも有効な手段です。手のあいた時間にいつでもチェックできますし、コメント書いてもらうこともできます。一緒に見てもらいたい資料もつけておくとよいでしょう。

いずれにしろ、簡潔さは大事です。
相手と自分の時間を大切にするために、わかりやすく伝えるよう努めましょう。

 

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悩み③ もっと理解してほしい!

パソコンを見る男性と女性

確かに関心は持ってくれてるし、話も聞いてくれる!でも、もっともっとこのプロジェクトにかける思いや意義も深く共有したいんだ!!なんて時もあります。

このプロジェクトには、行政としても前のめりになってほしい、というときですね。

もっと関わってもらいたいときの解決法

手っ取り早いのは「参加してもらう」というのが一番だと思います。

実際に実働するのは、自分や地域の方だったとしても、意見を言ってもらうことでプロジェクトに参加してもらうことができます。一緒に試行錯誤することが、プロジェクトを深く共有することにつながります。

 

具体例

・自分はこう思うが、どう思いますか?と意見を聞いてみる

・企画段階から「思い」も一緒に伝える

・プロジェクトの目的や意義を強調して伝える

・プロジェクトが終わった後は、目的に対して結果はどうだったか報告する

プロジェクトの本質の部分を強調して伝えるようにしましょう。

目指す方向を共有できれば、一緒に試行錯誤することができます。企画書を書く時も、活動の報告をするときも、ココをしっかり意識していきましょう。

それでも困ったときには他人の手も借りよう

えいえいおーの手

どうも自分の言葉が届かないみたいだ!なんて時は、他の人に力を貸してもらいましょう。

ひとりより、複数人の意見のほうが説得力を持ちますし、少し違う方向からのアプローチが響くこともあります。

場合によっては、自分の意見そのものが的外れだったなんてこともあるかもしれません。

とにかく行き詰ったときは、他の方向からの声を聞いて、頼ってみましょう。

 

声をかけてみると助けてくれる人はたくさん!

頼れる人の例

・他の職員さん(担当課でもそうでなくてもOK。地域おこし協力隊に理解がある職員さんはとっても頼れる!)

・県の職員さん(県職員さんは他の自治体のことも知っています。よいアドバイスがもらえるかも。)

・地域住民(地域の方の声も大きな影響力があります)

・地域おこし協力隊仲間(複数人の隊員がいる場合、みんなで力を合わせると◎)

全国にいる地域おこし協力隊や、総務省にはサポートデスクもあります。

頼れるものにはどんどん頼っていきましょう。
ひとりで悩んじゃうのはもったいないです!!

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ことあるごとに自己表現!

これはうまくいっている人にも、そうでない人にも、大切なことですが、地域おこし協力隊には「伝える力」が求められています!

そして、伝えるということは、継続してこそ意味があります。

ことあるごとの自己表現して、活動を応援してもらいましょう。

この記事のまとめ

 

①関心を持ってもらえない場合は…
→とにかく接触を増やす!

②職員さんが忙しいときは…
→時間を作ってもらうよう積極的アプローチ

③もっと理解が欲しい場合は…
→活動に参加してもらう!

④それでも困ったときは
→他の人に頼ってみる

 

コミュニケーションが一番大事。

地域おこし協力隊はガッツリ自己表現をすべし!!!

 

それでは、このへんで。
みなさん、有意義な協力隊ライフを!!