
ヤマモモをたくさん収穫することができたので、ヤマモモジャムを作ってみました!
甘酸っぱいジャムは、そのままトーストに塗ったり、ヨーグルトにかけて食べることができます。とろっとしたジャムなので、水や炭酸で割ってジュースにしてもおいしいです。
ヤマモモジャムのレシピと合わせて、収穫時期や購入方法、保存の仕方も紹介します。
ヤマモモが大量に手に入ったら、ぜひジャムづくりに挑戦してみてくださいね!
ヤマモモとは

【ヤマモモ】ヤマモモ科 学名: Morella rubra Lour.
ヤマモモは、関東南部~沖縄の山地に生える常緑樹です。厚みのある細い葉と、つぶつぶの赤い実が特徴。3~4月頃に2mmほどの小さな花を咲かせ、6月頃に実が熟し赤く色づきます。
庭木や街路樹などにも利用されているので、町でも見る機会があるかもしれません。
生産地は高知県、徳島県など。傷みやすいため、市場にはあまり出回らない貴重な果物です。
収穫してを生のまま食べるのもおすすめ。傷みやすいので、たくさん採れたら早めに加工してしまいましょう。
収穫時期
ヤマモモは6月中旬頃から熟しはじめます。
収穫時期は短く、6月中旬~7月上旬ころまで。
緑色の実が熟すと、赤、黒と色が変わります。赤いものは酸味が強く、黒っぽくなったものの方が甘いです。
収穫するときは、食べ比べながら収穫するとおいしいものが採れますよ。
地面に落ちたものは虫が入っている場合もあるので、なるべく新鮮なものを拾うように気を付けましょう。
購入するには?
ヤマモモは限られた時期、場所でしか販売していません。生産地の道の駅で購入したり、生産者から通販で購入するとよいでしょう。時期が限られているということもあり、予約販売を受け付けている農家さんから買うと確実です。
高知県、徳島県が生産高のほとんどを占めており、産地の道の駅では、時期になるとパック詰めされたヤマモモが店頭に並びます。
参考リンク
>>おいしい旬の味見つけた! キラメッセ室戸「楽市」|高知まるごとネット
>>今が旬!ごとおち市で「ヤマモモ」販売中!|JA高知県
保存方法
ヤマモモは傷みやすいので、冷蔵庫で保存し、早めに食べきりましょう。
加工する場合は、冷凍保存しておくか、すぐに加工します。
冷凍保存の際は、洗ってから、よく水をふき取り、密封袋などに入れて冷凍します。
ヤマモモは水分を多く含むため、解凍するとドリップが出てきます。ドリップも一緒に加工するか、冷凍のまま調理しましょう。
ヤマモモジャムの作り方

甘酸っぱいヤマモモを大量に採って来たので、ヤマモモジャムを作ることにしました!
ネットで作り方を調べつつ、試しながら作ってみたレシピをご紹介します。
材料
- ヤマモモ 700g (約140個)
- 水 200ml
- 砂糖 200g
- レモン 大さじ1
水を少なくすると、もっとトロトロになります。
今回は、ジャムとジュース用のシロップができるレシピです。
作り方
- まずヤマモモを丁寧に洗います。ここでヘタやゴミを取り除いておきましょう。洗ったらキッチンペーパーで水気を拭き取ります。

2. 洗えたら鍋に移し、水を加えて煮ます。中火で柔らかくなるまで煮てください。どんどん水分が出てきます。簡単にきべらで潰せるくらいになったら火からおろしましょう。

少しずつ水分が出てきて…

柔らかくなってきます…

簡単に潰せるようになったら火からおろします。
3. ザルにあけ、少し冷ましたら、種を手で取り除いていきます。火傷に注意!

ついでに果肉を潰しておきます。
4. この行程が終わったら、果汁、果肉ともに鍋に戻して煮詰めます。水分をとばしながら30~40分くらい火にかけましょう。この時焦がさないようかき混ぜるのを忘れずに。

5. 砂糖とレモン汁を加えてしばらく煮ます。
6. 全体が混ざったら、中身ををザルへあけましょう。ザルに残った分がジャムに、ザルを通り抜けた分をジュースにしました。
7. 完成
ヤマモモジャムの活用法


ジュースは水と1:2で割るとちょうどいいです。
他にも、炭酸水と割ってヤマモモソーダや、濃いめに牛乳と割ってヤマモモミルクなんかも楽しめちゃいます。

ジャムは、果肉のつぶつぶ感が良い感じです。
ヤマモモを手に入れたら作ってみてくださいね!
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