旅先で日本料理をふるまってみたら、相手以上にこっちがうれしくなった
旅先で日本料理をふるまってみよう
旅先で現地の人と仲良くなったり、お世話になったりすることがあります。そんな時、感謝の気持ちを料理を作ることができれば、とっても喜ばれます。そして、何より、喜んでもらうとこっちの方がうれしくなってきます。
タイでお世話になった家族に日本料理を
私はタイでアジアゾウ保護のボランティアをしていました。そのとき、村のお家にホームステイさせてもらっていました。毎日おいしいお弁当と晩ごはんを作ってもらっていて、何かお返しをしたいなということで、日本料理をふるまうことにしました。
メニューは肉じゃがと、しそふりかけのおにぎり!
メニューを何にするのかを決めるのは大変でしたが、手に入りやすいそして腐りにくい食材ということで肉じゃがを作ることにしました。おにぎりはちょうどスーパーでふりかけが手に入ったので追加したものです。
海外で日本料理を作る
海外での食材調達方法
まず、料理をふるまおうと思ったら、食材を確保しなければなりません。野菜などは地元の人向けの市場で購入すると安く手に入れることができます。そのほかは大きなスーパーで買ったり、代用品を用いるといいです。
大きめのスーパーに行こう
醤油など、日本料理に欠かせない食材は、大きめのスーパーに行けば手に入れることができます。
品ぞろえは国によってさまざまですが、タイではなんと糸こんにゃくも手に入れることができました!
日本から遠く離れたフィジーのスーパーでも醤油は売っていましたので、醤油はたいていの場所で手に入ると思います。世界のキッコーマンです。
ない食材は代用品で
私が滞在していた村は市街地から車で5時間。肉じゃがの肉を買いたかったのですが、さすがに東南アジアの暑い気候に生肉を5時間さらすわけにはいきません。
ということで、牛肉の代わりにツナ缶を購入しました。ツナ缶は私の母があるもので肉じゃがを作るとき、よく使っていました。それを思い出しツナじゃがにアレンジ。(普通においしいので節約したい人にもおススメ。)缶詰なら腐る心配もなくて安心です。
キッチンを借りて料理
キッチンを借りて調理させてもらいました。お米はおうちのを炊いてもらいました。(村で食べてたお米はいわゆるタイ米という感じではなく、もっちりとした日本のお米みたいでした)半分屋外にあるキッチンで料理をしていると、たくさんの人が通りかかり興味深そうにこっちを見ていました。
みんなで食べる幸せ
何より一緒に食べることがとても幸せ
完成した肉じゃがはこの通り。
おうちの料理も机に並び、みんなで食べます。
おいしいと言ってくれて、こっちまでうれしくなりました。
こうやってみんなで食卓を囲むのが本当に幸せな時間でした。
料理はコミュニケーションツール
私はタイ語も、カレン語もわからないので、彼らとは言葉でのコミュニケーションが取れません。
でも料理というツールで、なんとなくでも意思疎通し、一緒に楽しい時間を過ごせました。
さいごに
ちょっとしたお返しが、こんなにも楽しい時間になって、本当に料理を作ってよかったなと思います。
海外に行ったときは、日本料理をふるまう。これ、おすすめです。
今回料理をふるまわせていただいたのは、ボランティア中にお世話になったホストファミリー。
カレン族の村でのボランティアは本当にいろんなことを経験させてもらいました。
こちらの記事もあわせてご覧ください。
≫【休学・動物保護ボランティア】タイの山奥でアジアゾウの保護活動!って具体的に何をしてたの? 活動内容を紹介します!
関連記事一覧