【 全文公開】 わたしの地域おこし協力隊応募作文 1000字 | 旅と暮らしを楽しむ かなの自然体験記
更新日: 2017.03.13  カテゴリー: 地域おこし協力隊

【 全文公開】 わたしの地域おこし協力隊応募作文 1000字

これで通った!地域おこし協力隊応募作文

もうすぐ地域おこし協力隊になって1年です

3月ですね!春ですね!
こんにちは、室戸市地域おこし協力隊のはしもとです!

出会いと別れと、第一歩をふみだす季節。
地域おこし協力隊になって、1年経とうとしている節目の季節です。

ということで、初心に返って地域おこし協力隊に応募するときの作文なんかを見返したりしちゃってました。

初心を忘れないために、

こんなことしたいんだぜ!っていう決意表明のために、

協力隊応募者はこんな風にやりたいこと語ってみたらいいんじゃない?っていうちょっとした参考のために、

私の地域おこし協力隊応募作文を1078字、全文公開してみます!

初々しいな!ちょっと盛ってるな!そして、無難路線いってるやん!っていうこの作文をご覧あれっ

室戸のどんなところに魅力を感じ、どんな背景があって、どんなことを将来したいのか。そんなところが書かれています!

室戸市地域おこし協力隊応募作文全文(1078字)

 室戸市はジオパークをはじめとする自然資源が豊富ですし、海、山、川、畑などの距離が近く、それらのつながりを意識することができる場所でもあります。吉良川の街並みや祭りなど、文化資源も豊富です。そして、室戸の景色は、大型チェーン店が並んでいるなどどこでも見られるような風景と違い、室戸ならではの人々の営みがあらわれた風景です。これほどまでに素晴らしい場所は他を探してもなかなかないと思います。6月の現地見学の際、室戸の資源の豊富さに感動し、また、地域資源を活かしたエコツアーの企画運営を生業にしようと考えている私にとって、ここは最高のフィールドだと感じました。

・郷土料理持ち寄りイベントで室戸ならではの食資源を発掘
・子どもたちとの自然観察会で自然のおもしろさを発見
・猟師さんと協力して、ジビエ活用や獣害対策講座
など、すぐに思いつくものだけでも様々なことができそうです。これらに限らず、資源豊富な室戸市だったらまさに「なんでも」できるのではないか、と思わせられました。

 私は大学で生態学を専攻し、獣害をテーマにして卒業研究を行ってきました。研究はもちろん、地域の獣害対策研修や防除柵の設置も経験したので、それらの知識を室戸市での獣害対策につないでいきたいと思います。また、大学では副専攻として地域学を学びました。そこではフィールドワークで地域に赴き、ヒアリングやワークショップを通じて、地域再生の手法や地域の様々な事例を学びました。大学休学中にはタイで、アジアゾウの保護のボランティアに参加しました。ここでは文化の違いとその違いが持つおもしろさを知り、これが観光資源として大きな可能性を持つことも体感できました。学外では約1年間、自然観察インストラクター養成講座で自然観察会の企画運営について学んでいました。この講座では20~70代の幅広い年齢層の仲間と一緒に観察会を作り上げました。この経験を活かして、幅広い年齢の方々と協力して活動をすることもできますし、大学で学んだ生態学の知識も合わせ、科学的視点から自然の活用もできます。学生時代のアルバイトでは小学校の学童の先生も経験したので、子どもたちも巻き込んだ企画もできます。

 豊富な地域資源と、これらの経験を活かして、室戸の地域活性化に取り組んでいこうと思います。市民のみなさまが地域の良さや資源を再発見し、室戸を誇り、活き活きと活動できる、そんな地域にしてゆきたいと考えています。そして3年後は、得た経験・人脈などを起業の夢につなげ、「エコツアーで地域の魅力を丸ごと味わってもらう」という事業を興してゆきたいと思います。

初心を振り返ってみて思うこと

振り返ってみて思うのは、「提案、ふわっとしすぎ!」ってことですかね…。
まぁ、採用されてみないと具体的になにができて、地域に合うのはどんなやり方か、というところまでわからないので仕方ないですけどね。

とはいえ、
・郷土料理持ち寄りイベントで室戸ならではの食資源を発掘
・子どもたちとの自然観察会で自然のおもしろさを発見
という部分はほぼ実現できましたよー。

やりたいこととそれ以上のことができてるって言うのが、今の実感です。
しかし、来てみてからやりたいことがどんどん増えて、力不足を感じているのも今の実感!

とりあえず、起業して「エコツアーで地域の魅力を丸ごと味わってもらう」という大きな目標は変わってないので、それに向かって進んでいくのみですね!
がんばります!

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自分に合った地域を選ぶためのポイントも解説しているので、あわせてご覧ください。


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