更新日: 2018.02.02  カテゴリー: 地域おこし協力隊

こうちモノサシ大会に参加して来ました!

はじめに

どーも!室戸市地域おこし協力隊のかなはしもと(@khashimoto1105)です。

協力隊の仕事で、大月町への出張があったので、それの報告です!
すごく、ためになる研修でした。

自然モノサシとは?

自然モノサシとは、高知県民が暮らしを支えている自然の豊かさと、その危うさに
気づくための指標
です。

暮らしの中の自然モノサシ市民調査では、何がそのモノサシとなるのかを探りました。

各地域の事例(報告会)

各地域で行ったワークショップの成果を聞いてきました。その中でも気になったものをご紹介します。

こうちモノサシ大会の様子

香美市平山地区の取り組み

地域でのワークショップをきっかけに、休耕田を活用した取り組みがはじまりました。
地域交流施設「ほっと平山」と連携しながら、休耕田にて小麦を栽培し、スーパーでの
うどんやパンの販売まで行いました。

≫平山産の小麦で「平山うどん」 高知県香美市のスーパーで販売

四万十町中津川地区

こちらは10年かけて地域デザインを行った事例です。地域の持続のために、時間・
労力をかけ、地域づくりに取り組むことで、地域の持続につながったそうです。
人口62人、高齢化率64.5%と私が担当する日南地区とほぼ同じ規模の集落です。

このほかにも、小学校の授業で地域資源の大切さを考えたり、伝統的な食の伝承を
行う取り組みなどもありました。

関係人口という考え方

今回はじめて知った「関係人口」という考え方がなかなかおもしろく、参考になりました。

関係人口をつくるー定住でも交流でもないローカルイノベーション

これに関してはこちらに詳しくまとめました!

≫移住でも交流でもない「関係人口」という考え方が新しい

大月の炭焼き

大月町の炭窯

視察では大月町の炭焼きも見てきました。

まとめ

今回の出張では他の地域の事例や、地域づくりに関する新たな視点が学べました。

特にこれから、地域のことを考えていく上では、

  • ①暮らしの豊かさを担保する自然の大切さ
  • ②地域全体で未来を描くことの大切さ

を意識していくべきだと感じました。

地域の未来をみんなで描いていくことは、すぐにはできないと思います。

でも、そういった地域について考え、話し合う機会を積み重ねていくことが、よりよい地域をつくることにつながると思います。

自分の担当している、日南・大平地区をもっと良くするにはどうしたらいいかを、地域のみなさんと一緒に考えていきたいと思います。

 

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