確信の持てる「ひらめき」を生む『超、思考法』 | 旅と暮らしを楽しむ かなの自然体験記
更新日: 2018.01.11  カテゴリー: 雑記

確信の持てる「ひらめき」を生む『超、思考法』

超、思考法

はじめに

こんにちは!かなはしもと(@khashimoto1105)です。

最近フェリーの中で読んだ『超、思考法』という本が、あ、この感覚知ってる!となっておもしろかったのでここに感想を書いておきます。「ひらめき」について書かれている本で、自分が大学の時に「あ、休学しよう」とひらめいた感覚がそのまま書いてあってちょっとびっくりしました。

『超、思考法』の要約

『超、思考法』ウィリアム・ダガン著 児島修訳

この本は、第7感と呼ぶ「ひらめき」=「深い答え」を効率的に導きだす方法について書かれています。最新の脳科学に基づき、最も早く、究極に深く、ひらめくためにはどうすればいいのか、具体例とともに記されているので、日常生活でその考え方を取り入れることができます。

印象に残ったところ

私がこの本をはじめて読んで印象に残ったところはこんなところです。

第7感の基本的なメカニズムは「既存の要素を新しく組み合わせること」だ。

要素それ自体は新しくはない。新しいのは組み合わせなのだ。

この組み合わせは、ゆっくりと行われる。脳は良い組み合わせを見つけるためにあらゆる記憶を検索しなければならないため、時間がかかるのだ。要素が組み合わされると、それが突然のひらめきになる。

アイデアとは組み合わせとよく言いますが、それは本当で、より多くの先例を知っていることがひらめきを生み出します。

第7感によって素晴らしいアイデアが生じたとき、私たちは「何をすればいいかわかった」ではなく、「何をすればいいかわかった。ぜひそれをやってみたい」と思う。

これ!これが自分が休学を思いついた時と同じ感覚だったんです。
本当のひらめきはそれを実行せずにはいられなくなるんです。

どんなふうにひらめきが起こり、それによってどのようなアイデアが浮かんだのか、それを順番通りに語っていく。脳がいくつかの先例を新しいかたちで結びつけ、あなたはそのひらめきによって衝撃を受けた。そして頭のなかで何と何が結びついたのか、それによってどんな衝撃を受けたのかといったことを説明しよう。

これが第7感を第三者に伝える最善の方法だ。

自分がひらめいた過程を相手に追体験させることでアイデアを共有できる。
たしかに説得力がある人は、これが上手かもと思いました。

この本からこれを学んだ!

この本から学んだことをひとつあげるとしたら、これです!

人生戦略マップ

この本では、ひらめきを起こすためのツールも紹介されていて、その一つが人生戦略マップです。

このマップには自分にとって可能性のある「やりたいこと」「目標」「行動」「障害」を整理します。これは行動計画を書くものではなく、人生におけるさまざまな可能性を見取り図として示すためのツールなのです。

図としてはこんな感じです。

超、思考法

詳しい書き方や、他の人が書いた例も本書に載っているので、読みながら自分の「人生戦略マップ」を作ってみてください。

『超、思考法』はこんな人におすすめ

『超、思考法』はこんな人におすすめです!

・これだ!と思えるひらめきを得たい人
・人生の進め方について不安がある人
・良いアイデアが出やすい習慣をつけたい人

ひらめくためには方法があること、良いアイデアを出しやすくするための習慣があることに気づけた本です。

ぜひ気になった方は手に取ってみてください。