地域の魅力を伝えるために世界から見た日本の自然環境を考える
はじめに
こんにちは!室戸市地域おこし協力隊のはしもとです。
このあいだ「エコツーリズムガイド等養成研修」を受けに、京都府南丹市の美山へ行ってきました。
環境省主催 エコツーリズムガイド等養成研修
とても学びが多く、地域おこし協力隊の仕事にも活かせそうなことがたくさんありました。
研修の一部ではありますが、エコツーリズムについて学んだことをシェアしたいと思います!
今回は2の「地域の魅力を伝えるために世界から見た日本の自然環境を考える」です。
学んだことはこちらの記事でそれぞれ書いています。あわせてどうぞ。
1、エコツーリズムっていったい何? 定義とキーワードの「宝探し」
2、地域の魅力を伝えるために世界から見た日本の自然環境を考える
3、エコツーリズムの要!地域資源を守るためのモニタリング
4、終わりなき学びの道 ~エコツアーガイドに必要な技術~
5、地域資源がいくらすばらしくても売れないよ!エコツアープログラムの作り方・売り方
世界から見て特異な日本
ひとつの国で流氷を見た当日にさんご礁の海が見られる、日本という国。
日本の自然は「幕の内弁当」のような多様さがある
陸域のおもしろさ:紅葉、固有種、希少種、里山の細やかさ
海域のおもしろさ:流氷からサンゴまで、日本海の特異性、太平洋の豊穣さ、哺乳類
人とのかかわり(里地里山)のおもしろさ
日本の風景の特徴(日本風景論M27)
気候の変化 / 水蒸気の多さ / 森林植物の美 / 地形の急峻さ / 火山現象 /
海岸線および島嶼 / 植生の豊富さ
コンパクトな中に多様性がある日本
証拠に基づいたすばらしさを伝える
日本の自然環境は、世界のものと比べて、多様さが特徴的です。日本人としてはあたりまえに思えることも、世界からのお客さんにとってあたりまえではなかったりするのです。この日本の特殊な自然環境を知ったうえで、ガイドをするとより魅力を伝えることができます。
他の場所を見る重要性
希少性、特異性、同じところ・違うところなど、他の地域との比較があって、より魅力的にその地域を語ることができる。全体を知った上で、自分たちのポジショニングを理解する。
海外のお客様をガイドするなら、海外を見ておくことも重要。それは県外のお客様に対しても同じこと。
世界の中の 日本
日本の中の 四国
四国の中の 高知
高知の中の 室戸
来る人は他の地域も知っている。その人に、この地域の魅力を伝えるためには、ガイドが他の地域も知っていることが大切。
これはエコツアーに限らず、地域を紹介する点ではとても重要なことです。地域おこし協力隊の活動にも言えることですね。
たくさんの地域を見ることで、自分の地域のことをより魅力的に伝えることができます。比較によってはじめて見つける良さや特徴もあるからです。
まとめ
・世界から見て特異な日本を知ろう
・地域の魅力を知るために、他の地域を訪れよう
学んだことはこちらの記事でそれぞれ書いています。あわせてどうぞ。
関連記事一覧