終わりなき学びの道 ~エコツアーガイドに必要な技術~
はじめに
こんにちは!室戸市地域おこし協力隊のはしもとです。
このあいだ「エコツーリズムガイド等養成研修」を受けに、京都府南丹市の美山へ行ってきました。
環境省主催 エコツーリズムガイド等養成研修
とても学びが多く、地域おこし協力隊の仕事にも活かせそうなことがたくさんありました。
研修の一部ではありますが、エコツーリズムについて学んだことをシェアしたいと思います!
今回は4の「終わりなき学びの道 ~エコツアーガイドに必要な技術~」です。
学んだことはこちらの記事でそれぞれ書いています。あわせてどうぞ。
1、エコツーリズムっていったい何? 定義とキーワードの「宝探し」
2、地域の魅力を伝えるために世界から見た日本の自然環境を考える
3、エコツーリズムの要!地域資源を守るためのモニタリング
4、終わりなき学びの道 ~エコツアーガイドに必要な技術~
5、地域資源がいくらすばらしくても売れないよ!エコツアープログラムの作り方・売り方
ガイドに必要なスキルとは?
企画力:マーケティング、プログラムの企画
ツアー運営力:スケジュール管理、判断力・危機管理能力、調整(情報管理)能力
ガイディング力:専門性、エンターテイメント性、コミュニケーション能力、ホスピタリティ
安全管理能力:危険予知・予防、危険回避、事故対応・応急処置
価値観(思い・考え方):目的目標(思い)がなければ伝わらない。メッセージ性がなければ思い出に残らない。
ざっとあげただけでも、ありとあらゆるスキルが求められていることがわかります。いきなり身につけるのは難しいので、地道にスキルアップする必要があります。
とはいえ、全部自分でまかなう必要がないのも事実。旅行会社やほかのスタッフに補ってもらえる部分だってあります。
ガイディング力
〈専門性〉
人は新しい発見・気づき(刺激)を求めている。圧倒的な専門知識はガイドへの信頼感につながる。専門性を身につけるには、わからなかったことをその日のうちに調べる、など日々の努力が重要。
情報の質
一次情報…自分が実際に見て体験した情報
二次情報…人から聞いた、本で読んだ情報
一次情報の方が興味や感動を与えられる。
→ 机上の勉強+一次情報収集の努力が必要
〈エンターテイメント〉
楽しさの要素の例
非日常感→普段は味わえないワクワク感 / 特別感→今だけ、自分だけなど得した気分 / サプライズ→意外性、期待以上の出来事、発見 / 主体性→受動的でなく能動的な行動 / 五感→リアルに体感する
サプライズとは… 内容がすべてわかっていたら確認作業になってしまう。集客に寄与しない内容はあえて出さず。
〈コミュニケーション〉
・言語 / 準言語 / 非言語 話し方に準・非言語を加えることで生きた話ができる。小道具も効果的。
・質問 はじめは閉じた質問(yes/no)。開いた質問は思考が活性化する。5W1Hの whyは最も難しい質問。
〈ホスピタリティ〉
形だけでなく「心」がともなうおもてなしを。 アンケート(良い評価→励み、悪い評価→改善点)
たくさんの力がガイディングに必要なことがわかります。
中でも講義を受けていて印象的だったのが、「一次情報」を大事にしようということ。自分で見つけた・体験した一次情報は、感動を与えることができますし、そのままガイドのオリジナリティにもつながります。
まとめ
・ガイドの道は終わりなき学びの道である
学んだことはこちらの記事でそれぞれ書いています。あわせてどうぞ。
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