自然素材系ヘアオイルの使い心地は?椿油&ゆず油を使ってみた | 旅と暮らしを楽しむ かなの自然体験記
更新日: 2021.04.03  カテゴリー: エコグッズ

自然素材系ヘアオイルの使い心地は?椿油&ゆず油を使ってみた

地球にやさしい小さな工夫 天然素材のヘアオイル椿油&ゆず油を使ってみた

はじめに

ドラッグストアでも、よく目にする自然素材系のヘアオイル。天然素材だけのオイルって、使い心地はどうなの?と、興味はあるけど使ったことがないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、椿油とゆず油の2種類の天然素材のヘアオイルを使ってみたので、その使用感をレビューしていこうと思います。

個人的には思ったよりも使いやすい(特にゆず油)印象でしたので、詳しく書いていきます。

椿油&ゆず油は100%植物由来のヘアオイル

室戸 椿油

使用中のものですみません。こちらは、高知県室戸市の椿油です。
瓶入りだったのですが、オイルがドバっと出ちゃうので、こちらの容器に入れ替えて使っています。シールは瓶に貼ってあったものをそのまま貼りなおしました。

(下記の大島椿の椿油も以前使っていました。使用感も同じ感じだったので、合わせて紹介しようと思います。)

椿油はオリーブオイル、ホホバオイルと並び「世界三大オイル」ともいわれ、1000年以上も前から使われてきたそうです。

椿油には、人の皮脂にも含まれる「オレイン酸」が多く含まれています。そのため、肌なじみがよく、髪や頭皮のうるおいを保つことができるのです。また、椿油は髪だけでなく、肌にも使えます。

クレンジングオイルや、パックとして使うこともできますし、ネイルやハンドケアにも利用できます。

そして意外なことに、日焼け止めとしての効果もあるんです。市販の日焼け止めほどではないですが、シミそばかすの原因となるUV-Bを防止してくれます。

ウテナ ゆず油 瓶

こちらはウテナ社のゆず油。シンプルでかわいい小瓶に入っています。

高知県北川村産のゆず油を含む、100%植物由来の油をブレンドしたヘアオイルです。ゆず油のほか、髪に浸透しやすく、紫外線も防いでくれるコメヌカ油も含まれています。

オイルなのに、比較的さらっとした軽い着け心地で、ほんのり柑橘系の香りがします。

洗い流さないトリートメントや、スタイリング、ヘアパック、頭皮マッサージに使うことができます。

椿油&ゆず油のエコなポイントや特色

地球にやさしいポイントや、商品の特色は以下のとおり。

  • 天然素材100%
  • リサイクルのできるガラス瓶入り
  • 廃棄種子を利用した製品(ゆず油)

椿油もゆず油も両方とも天然のオイルです。

椿油の方は椿100%で、ゆず油の方はゆず油と他の天然由来のオイルがブレンドされています。

容器も両方ともガラス瓶入り。ゆず油の方は茶色の遮光瓶に入っています。

椿油&ゆず油のエコじゃないポイント

反対にここが変わるともっといいかも!というポイントは以下のとおり。

  • 一部プラスチック素材使用

容器は、外箱が紙、本体はガラスとリサイクルできる素材ですが、キャップだけプラスチックです。

椿油&ゆず油を実際に使ってみた!

室戸椿油

まずは椿油の感想から。

椿油はどちらかというと、しっとり重めのオイルです。あまりつけすぎてしまうとべたっとしてしまうので、2滴くらいから試しながらつけてみるとよさそう。

髪につやが出て、しっとりまとまってくれます。

オイル自体にほんのりにおいがありますが(いい香りではない)、強いにおいではないので、髪につけてしまえばまったく気になりませんでした。

ヘアオイルのレビューではないのですが、椿油は不乾性油で刃物のさびを防止してくれるので、わたしは鎌やナイフを研いだあとにつけてお手入れしています。ほんとにさびないので、キャンプやガーデニングで刃物を使う方はお試しください。

ゆず油のテクスチャー

ゆず油の方は比較的さらっとした着け心地です。

付けた瞬間の柑橘系の香りがやさしくてとても良いです。ゆずの香りというよりは、どちらかというとミカンに近い感じのにおいです。

軽めでつけやすくて、パーマも出てくれ、程よくツヤっとしてくれるのでお気に入りです。
ドライヤーの後につけるよりも、前につけたほうがなじみやすく、上手くつけられました。

使い方

  • ヘアオイルとして使うときは、少量ずつ(2滴くらいから)手にとり、毛先から髪になじませます。
  • ヘアパックは、髪の量に合わせてティースプーン3~6杯分を髪になじませ、置いたのち、ぬるま湯ですすぎ、普段通りシャンプーします。
  • 頭皮マッサージは、ティースプーン1~2杯くらいを指先で頭皮に広げ、ゆっくりマッサージします。終わったら、すすいでシャンプーします。

使用感

椿油はしっかりとした重めのオイルでした。

ゆず油はどちらかというとさらっとして軽い感じです。

オイル系がはじめての方は、ゆず油の方から試してみるのがオススメです。

椿油&ゆず油はずっと使い続けたい天然ヘアオイル

天然のオイルだけでしっかりうるおってくれるし、ツヤツヤの髪になるんだから、ヘアケアに人工的なものなんて必要ないんじゃないのかな?って思っちゃいました。

使いやすく、価格も高くないので、ずっと使い続けていこうと思います。

(なんだかもったいなくて、ヘアパックや頭皮マッサージは挑戦したことがないのですが、スペシャルケアとしてまた今度試してみます。試してみたら、こちらに感想を追記しますね。)

椿油&ゆず油の原材料と産地

椿油
原材料:椿油
産地:伊豆大島、五島列島などが主な産地

ゆず油
原材料:コメヌカ油、ユズ種子油、グレープフルーツ果皮油、ユズ果皮油、オレンジ果皮油、トコフェロール(※ビタミンEのこと)
産地:高知県北川村(ゆず)ほか

記事で紹介した椿油は、高知県室戸市の崎山地区で採れたものです。昔ながらの製法で、すべて手作業で作られています。

商品名を購入できるところ

全国のドラッグストアなどで購入できます。

まとめ

思ったよりも使いやすく、髪をしっとりツヤツヤにしてくれる上、マッサージやヘアパックにも幅広く使えるので、ひとつは持っておきたいアイテムです。

ヘアケアにも自然素材を使いたい人子どもと一緒に使えるアイテムを探している人興味はあったけどまだ使ったことがなかった人には、おすすめしたいヘアオイルでした。

気になった方はぜひ試してみてくださいね。

この記事は「普通の暮らしの中で、普通にできる、地球にやさしいこと」を広めたいという思いで書き始めたもののひとつです。

わたしがブログで、地球にやさしい製品を紹介する理由はこちら
>>わたしのエコ (地球にやさしい暮らし) に対する考え方

記事内容は随時アップデートしていく予定です。楽しく、正しく、環境保全に取り組める、情報発信に努めてまいります。

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