地域おこし協力隊の2年目はどんな感じ?活動まとめ【新卒協力隊】 | 旅と暮らしを楽しむ かなの自然体験記
更新日: 2018.04.02  カテゴリー: 地域おこし協力隊

地域おこし協力隊の2年目はどんな感じ?活動まとめ【新卒協力隊】

地域おこし協力隊2年目まとめ

はじめに

どーも!室戸市地域おこし協力隊のかなはしもと(@khashimoto1105)です。

大人になってからなんだか毎年言っている気がしますが、怒涛のH29年度でした。色々なことがあった中でも、今回は協力隊の活動にしぼって、ふりかえっていきます。

昨年度の大きな動きは以下の通り。

1.日南はっけん展
2.ひなたぼっこの結成
3.野菜作り
4.お弁当づくり
5.調理室改修(準備)
6.モーニング
7.シキビ組合
8.地域計画づくり

まとめてふりかえってみると、案外いろんなことをやってきましたね!

地域おこし協力隊2年目の活動

1.日南はっけん展

9月と12月に日南はっけん展を開催しました。

詳しくはこんな感じです。
黒板アートや学生企画など盛りだくさんの「第2回 日南はっけん展」開催しました!

猪汁のふるまいも!12月2日3日に第3回 日南はっけん展 開催

昨年度と同様、展示・販売・カフェの3部構成で開催しました。販売コーナーでは、住民と共同で栽培した野菜を販売。

日南の特産品(日南はっけん展にて)

今年度より大学生にも参加してもらってよりにぎやかなイベントとなりました!

せっかく学生さんに来てもらうんだから、ただのお手伝いにさせてしまうのはもったいないし申し訳ない。という事で、9月は事前学習と前日準備~当日の2回×2日、ひなた合宿を開催しました。

初めての取り組みでうまくいくか心配してたのですが、なんとかいい合宿にできたと思います。

詳細はこの記事をご覧ください。

【終了】地域に学び、ほんとに試せる2泊5日ひなた合宿

2.ひなたぼっこの結成

昨年度の中で一番良かったなぁと思うのは、地域住民主体で活動団体ができたこと。

地域での活動にあたり何度も大勢を集めて会をするのは大変ということと、会計の都合上、団体があった方がいいという意見が住民よりあがり、有志で「ひなたぼっこ(日南はっけん展実行委員会)」が結成。

現在、様々な活動はひなたぼっこにより実行しています。

「ひなたぼっこ通信」を不定期で発行して地域内への情報発信も強化。
回覧板で回してもらい地域内への活動報告・イベント告知を行っています。
ひなたぼっこ通信

3.野菜作り

春よりひなたぼっこのメンバーとともに、はっけん展への出品用として、遊休農地を借り野菜作りを始めました。
遊休農地で畑作りをする様子

日南の特産品「田芋(里芋)」と「ぼたなす」がメインの作物。
できた野菜は、はっけん展へ出品、地域内のイベントで消費、日南橋近くに設置した良心市で販売しました。

ぼたなすとは…?「とさぶし」で紹介されました!

ぼたなすの畑

4.お弁当づくり

地域での草刈りの時などに、地域内でお弁当を数回販売しました。
調理はひなたぼっこを中心に有志の女性住民で行いました。
日南の野菜を使ったお弁当

5.調理室改修(準備)

イベントやお弁当作りの際、現在使用している講堂横の炊事場では使い勝手が悪いので、旧小学校の調理室の改修にも動きだしています。これができればさらに活動が広がるので楽しみですね。

6.モーニング

12月より地域の集いの場作りとして、月1回モーニングを提供しています。

気軽に来やすいようにと1食200~250円の良心価格。
毎回20名以上の方に来ていただき、とても好評です。

モーニングのプレート

7.シキビ組合

日南地区の特産品「シキミ」の生産組合にもおじゃましています。

大きなシキミ園を持ちながらも、高齢化・後継者不足に悩む組合の課題解決の糸口を探るため、作業に参加。組合員のみなさんに教えてもらいながら技術を学ぶとともに、話を聞き問題点や解決策を探っているところです。

8.地域計画づくり

講師の方に入ってもらいながら、地域計画づくりに向けた全3回のワークショップを実施しました。
プロに来てもらうことで、今までにない俯瞰的な視点での話し合いの場が作れました。(いやー、本当に勉強になった。)

地域づくりワークショップ

参加した中心メンバーの危機意識も高く、地域をどうにかしたいという思いは今回を通してより強くなってきました。これをきっかけに地域全体を巻き込んだ計画づくりに来年度からは踏み出すことになるでしょう。

今後は地域住民だけでの話合いを重ね、アドバイザーや行政職員の力も借りながら、住民の作った計画をブラッシュアップしていく予定です。

さいごに

2年目の感想

こんな感じの1年間でした。

活動をいかに住民主体のものにできるか、というところを意識した1年でもありました。
すこしは達成できつつも、まだまだこれでは足りないというところです。

方向は間違わずに来れているので、3年目も着実に地域とともに歩みを進めていこうと思います。

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