「好きなことで起業する」までの具体的な7つのステップ
はじめに
こんにちは!好きなことで起業すると決めて、大阪から高知へ移住したはしもとかなです。
今回は好きなことを見つけてから、起業の1歩手前まで、わたしが踏んだステップを紹介します。凡人で特にスキルもなかった自分が、好きなことで生きていく覚悟をしたところまでの、具体的な方法です。
- 好きなことで起業したい!
って方はもちろんのこと、
- 自分の好きなことがわからない
- 好きなことはあるけどお金をもらうほどでは…
という方にもおすすめの記事です。
わたしの場合の体験談とそのステップを踏む具体的な方法をまとめました。
好きなことがまだわからないって方は、各ステップで紹介する「やってみよう」の項目を実践してみてください!
それではどうぞ!
Step1.好きなことを見つける
一番大事なステップ。まずは自分の好きなことに気づきましょう。特に、まだ好きなことが具体的にわからないという方は、時間をかけて取り組んでみてほしいです。
自分の心が何に一番動くのか、そこを理解するところがスタートです。
わたしの場合
わたしの場合、好きなことは「自然」
小さいころから動物は好きだと思って過ごしてきたのですが、高校や大学で生物学(生態学)を学び、その中で自分は、自然の要素である個々の動物も好きだけど、その関係性なども含めて自然全体が好きだとわかりました。
やってみよう
- 子どもの頃ハマっていたものを思い出して/親に聞いて、書き出してみよう
- 自分がやっていて楽しいなというものを些細なものも含めてすべて書き出してみよう
- 自分が幸せを感じるときはどんな時か思い出して書き出してみよう
- やりたいことリスト100を作ってみよう
- これまで書き出したものをながめて、「好きなこと」を再確認しよう
Step2.好きなことをする
好きなことがやっぱり好きなことか知るためには、好きなことをやってみることです。興味はすごくあったけれど、やってみると少し違うと感じたり、逆に少ししか興味はなかったのに、やってみるとのめりこんでしまった。なんてこともあります。
今までよりも多く、日常の中で好きなことに触れる時間を持つといいと思います。その中で、自分にとって本当に好きなことって何なのかが見えてきます。
わたしの場合
子どものころはヒマがあれば、動物の本をながめたり、家の前でダンゴムシと遊んでいました。小学校に入ると金魚の飼育にはまり、ずいぶんと金魚について詳しくなりました。
その後、中学高校と進むと外で遊ぶことも少なくなりましたが、気に入って読んだ本や好きな教科は生物系のものでした。
やってみよう
- ふだんから好きなことをする時間を持とう
- 何も気にせず単純に好きなことを楽しもう
Step3.もっと好きなことができる道を選ぶ(進学/就職/転職)
好きなことが明確になってきたら、今度はそれをもっとできる道を選びましょう。学校や仕事場で好きなことができるようにするのです。
わたしの場合
わたしは大学進学の時に、好きなことができるようにと、環境生態学科という「自然環境」や「いきもの」について学べるところを選びました。
大学では、講義ももちろんおもしろかったのですが、野外にでたり、実験をしたり、実際に手や足を動かす機会が多くあったのも幸せでした。授業で船に乗って琵琶湖にでたり、川へ行って魚を捕まえたり、山へ行って化石を拾ったりと、学びの場なのに夏休みみたいな気持ちでワクワクさせられました。
やってみよう
- すでに仕事に就いている人は今の仕事で好きなことができているかふりかえってみる
- 次に進む道(進学/就職/転職)がどんなところだと好きなことができるか考えてみる/候補をいくつか書き出してみる
- 好きなことができる道へ進むためにはどうすればいいか、準備計画を立てる(進学なら、試験の目標点数、学習計画表。就職ならインターン、OB訪問など。)
Step4.上には上がいることを思い知る
好きなことが好きな“だけ”では、仕事にはなりませんよね。なので、ある程度自分が進む道を決めたら、遥か上のレベルの人を見てみましょう。好きなことのレベルアップを図るためには、大事なステップです。
なお、これは好きなことができる道を選べば、必然的に目の当たりにできます。
わたしの場合
わたしの場合、大学でそのような人たちにたくさん会いました。
まず、その道のプロ中のプロである教授の存在は圧倒的です。でも、わたしにとって、最も衝撃的だったのが大学同期の存在でした。同じ生物系の学科に来た人たちは、いきものへの愛がすごくて、知識も関心もすごく高くて、同じ年数生きてきたのに自分とは全然違う存在でした。
いかに自分がいきものと浅くしか関わってこなかったを思い知りましたし、でも、それでもこの人たちレベルでいきものに関わりたい感じました。
やってみよう
- 好きなことができる道を選んだ仲間と交流する(遥か先を進む同世代と関わるのは衝撃的な体験)
- 好きなことをしている偉大な人の本を読む
- 好きなことをしている偉大な人と話をしてみる(教授などその道の専門家、成功者)
Step5.それでも好きなことをする
自分には到底届きそうにもないような世界を知ります。でも、その上でやっぱり好きだな、と思うのならその気持ちを大事にしましょう。そして、偉大な人の存在を感じながら、好きなことを続けましょう。
そして、もっとレベルアップするには何が足りないか先ほどのステップでわかったはずです。かける時間なのか、向き合う姿勢なのか、考え方なのか、方法なのか。
すごい人のやり方を盗んみつつ、好きなことを楽しみ続けましょう。
わたしの場合
その道のすごい人と自分を比べた時、圧倒的に自然と向き合う時間も少ないし、勉強も足りないことを実感しました。
なので、自然観察のインストラクターを養成する講座に参加してみたり、自分で調べる癖をつけようとしました。その中で、改めて自然と関わるおもしろさを深く感じるようになっていきました。
やってみよう
- 好きなことをやり続けてやっぱり好きだと再確認する
- 衝撃を受けた偉大な人の習慣や考え方を思い浮かべながら好きなことをする
- これまでとは違った方法で好きなことを楽しんでみる(もっと勉強してみる、コミュニティに参加する、イベントを主催するなど)
Step6.好きなことをお金に換える方法を知る
好きなことへの愛を深め、少しずつスキルアップしてきたら、今度はそれをお金に換える方法を考えましょう。
同じようなことをやっている人を参考にしてみてもいいし、これまでその分野ではなかったものを組み合わせてみたり、やり方はいろいろあるはずです。とにかく、そのサービスが欲しいと思う人がいれば、稼ぐことができるので、どのように価値を生み出すかを考えましょう。
わたしの場合
わたしの場合は、大学を休学して参加したタイでの動物保護ボランティアがヒントになりました。
タイの山奥の村で、ゾウを自然に還すための活動だったのですが、保全活動と一緒に村の文化も体験でき、非常におもしろかったのです。ボランティアという名目ですが、参加者は参加費を払って参加できるプログラムでした。
これは、日本で「里山」をフィールドにできるのでは?と考えたのが起業を志す第1歩目です。
その時の思いは記事にまとめていますので、興味がある方はぜひご覧ください。
やってみよう
- 自分がやりたいことに近いサービスを探してみる
- 自分がやりたいことに近いサービスを体験してみる
- 分野に限らず自由に生きている人がどんな収入源で生きているか知る
- 「お金にはなっていないすでにあるやりたいこと」と「何か」を掛け合わせてお金にならないか考えてみる/書き出してみる
Step7.好きなことで起業できる環境へ移動(起業の準備期間)
さて、好きなことと起業の方針が決まったら、さっそく起業できる環境へ身をうつしましょう。
いきなり起業できる方は、起業するのに最適な場所へ、準備期間が必要な方も起業するのに最適な場所へ移動しつつ準備に取り掛かりましょう。
わたしの場合
わたしの場合は、起業したいと考え始めたタイミングが大学生の頃だったので、いきなり起業は難しいと感じました。そのため、起業に最適な場所で、地域に入り込みつつ、起業のための準備をすることにしました。
やってみよう
- 好きなことで起業できる環境とはどんな環境なのか考えてみる/書き出してみる
- 理想的な環境へ身を置く方法(現状で思いつく最適な方法)を考えてみる/リサーチする
- 実際にその環境に身を置いて起業に向けて準備する
Gool! 起業してずっと好きなことをする
準備が整えば、いよいよ起業です。タイトルにはGoolと書きましたが、ここからがスタートです。
好きなことが仕事の毎日がはじまります。
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