分解するから放置禁止!天然素材の土に還る竹の歯ブラシはブラシまで天然毛 | 旅と暮らしを楽しむ かなの自然体験記
更新日: 2021.04.11  カテゴリー: エコグッズ

分解するから放置禁止!天然素材の土に還る竹の歯ブラシはブラシまで天然毛

地球にやさしい小さな工夫 分解するから2年が使用期限 竹でできた土に還る歯ブラシ

はじめに

海洋プラスチック問題が深刻化してきて、身の回りのプラスチック製品を見直している方も多いのではないでしょうか?

今回は100%天然素材でできた、土に還る「竹歯ブラシ」を紹介したいと思います。

国産なので、わざわざ輸送費をかけ海外から取り寄せる必要もありません!

使い心地はいたって普通の歯ブラシ。樹脂なのでカビの心配もなく、一般的なサイズで、万人に使いやすい歯ブラシかなと思います!

この機会に竹歯ブラシデビューしてみませんか?

使用期限は2年の生分解性の竹歯ブラシ

竹歯ブラシ FINE
竹歯ブラシ説明書

こちらの竹歯ブラシは、バイオマスを使った樹脂と天然毛でできた歯ブラシです。
FINE株式会社という、歯ブラシメーカーが開発しました。

燃やしても有害な物質が出たり、大気中のCO₂を増加させることがなく(※)、土に埋めれば分解される生分解性の製品です。

※植物原料の素材を燃やしたときや分解したときに出るCO₂は、植物が成長するときに大気中から吸収したCO₂です。そのため、廃棄時にCO₂が出ても、プラスマイナスゼロなのです。

時間が経つと分解が進んでいくことから、2年の消費期限がついているというめずらしい歯ブラシ。(消費期限が過ぎても使えますが、割れやすくなってしまいます。)

天然素材を使っていることから、化学物質過敏症の方からも支持されているそうです。

竹歯ブラシのエコなポイントや特色

地球にやさしいポイントや、商品の特色は以下のとおり。

  • 柄部分は成長の早い竹の繊維と生分解性樹脂
  • 毛は豚毛使用
  • 土に埋めると分解される

でんぷんを原料とした生分解性樹脂と、竹という1年で成長する資源を使っている点が自然にやさしいポイントです。

竹歯ブラシのエコじゃないポイント

反対にここが変わるともっといいかも!というポイントは以下のとおり。

  • 特になし

1本単位での購入だと、プラスチックの袋に入って届きますが、10本以上注文する場合は、包装なしや紙の包装など、個別の希望にも対応してくれるそうです。

竹歯ブラシを実際に使ってみた!

持った感じは普通の歯ブラシです。
天然素材ということもあり、使用期限がこのように印字されています。

消費期限のある歯ブラシ
竹歯ブラシ
竹歯ブラシ

ブラシの素材は豚毛ということですが、特に変わった感じや香りなどはありません。
毛の固さは「かため」。市販のかための歯ブラシと同じくらいです。

では、実際に使ってみましょう。

磨いた感じはいたって普通。かための歯ブラシです。
ヘッドのサイズも国内で市販されているものと同じなので、奥歯も磨きやすく、違和感はありませんでした。

歯ブラシの毛は、自然に摩耗していくので、使っていくうちに短くなっていくそうです。
ブラシの方が削れるので、歯を傷つけることもないのだとか。

特にレビューをすることがないくらい、普通の使い心地でした!
歯ブラシに特別こだわりがない方であれば、抵抗なく取り入れれますね。

今回は豚毛の「かため」の歯ブラシを使用しましたが、飽和ポリエステルでできた極細毛の「ふつう」のやわらかさのブラシも選べます。

個人的にいいなと思った点は、天然素材であるものの、柄が樹脂なので、竹そのものより、カビの心配がないという点です。

湿気の多い場所で管理することになる歯ブラシなので、その点はありがたいと思います。

また、茶色の見た目がかわいくて、おしゃれなインテリアにもなじむところもポイント高め。

色味の違いはあるのものの、カラーバリエーションはないので、家族で使う場合は印をつけるなど工夫がいりそうです。でも、こうやって、この色の歯ブラシが並んでいるとかわいいですね♬

使い方

使い方は普通の歯ブラシと同じです。
ただ、使用期限があるのでそこだけは注意が必要です。

使用感

使用した感じはいたって普通のかため歯ブラシでした!
無味無臭、サイズも普通です。

土に還る竹歯ブラシはいたって普通の使い心地だった!

本当に何をレビューしたらいいのかわからないくらい、普通の使い心地の歯ブラシでした!
これなら誰でも抵抗なく使えるはずです!

普通にドラッグストアなどにならんで、もっと使う人が増えたらうれしいなと思います。

竹歯ブラシの原材料と産地

原料:竹(静岡産)、ポリ乳酸樹脂、豚毛
産地:日本(三重県の工場で製造)

ポリ乳酸樹脂はとうもろこしのでんぷんを原料とした樹脂です。
すべてが天然由来の素材なので、土に還すことができます。

竹歯ブラシを購入できるところ

竹歯ブラシはFINEの公式ショップから購入できます。注文は電話やFAXでも受け付けています。

少額だと送料が880円かかるので(簡易包装なら250円)、わたしはAmazonで買いました!

まとめ

見た目もかわいく、使いやすいので、無理なく生活に取り入れることができそうです。

天然素材の歯ブラシが気になる方、脱プラしたい方は、ぜひ一度使ってみてください。
国産なので、ブラシ部分もコンパクトで日本人にも使いやすいサイズですよ◎

この記事は「普通の暮らしの中で、普通にできる、地球にやさしいこと」を広めたいという思いで書き始めたもののひとつです。

わたしがブログで、地球にやさしい製品を紹介する理由はこちら
>>わたしのエコ (地球にやさしい暮らし) に対する考え方

記事内容は随時アップデートしていく予定です。楽しく、正しく、環境保全に取り組める、情報発信に努めてまいります。

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