【ネットショップ×コミュニティ】小さなECサイトのマーケティング術 | 旅と暮らしを楽しむ かなの自然体験記
更新日: 2018.05.01  カテゴリー: WEB

【ネットショップ×コミュニティ】小さなECサイトのマーケティング術

~ファン作りで安売りしない~ EコミュニティCサイト×

ネットショップ×コミュニティとは?

こんにちは!かなはしもと(@khashimoto1105)です。

小さなネットショップは「コミュニティ」をうまく作ることが大事です。
この場合のコミュニティつくりとは、ショップのファンを作りともいえます。

なぜコミュニティが大切なのか?

いったいなぜ、コミュニティを作ることが有効なのでしょうか?

1つめは、商品を安売りしないため
2つめは、ファンの輪をひろげるためです。

1.商品を安売りしないため

ネットショップとリアルな店舗の大きな違いのひとつは、商品を簡単に比較検討しやすいことです。同じような商品で、他店の方が価格が安いとお客さんは他店で購入します。

ここで、自分の店が安さで勝てばお客さんから購入してもらうことができます。しかし、価格で勝負しようとすると、どうしても楽天やAmazonなど大きなお店に負けてしまいます。価格競争には終わりがなく、そこで勝負してしまうと疲弊してしまいます。

そういった、価格という土俵で勝負しないためにも「コミュニティ」を活用することが大切です。

仲よくなった相手の店で、無理な値引きを要求するお客さんはあまりいません。特に「特別な商品」に対してはさらにその傾向が強くなります。

「コミュニティ」という付加価値をつけることで、他の店ではなく、自分の店でしか買えない「特別な商品」を生み出しましょう。

2.ファンの輪をひろげるため

コミュニティはそれこそがファンの輪ですが、ここをうまく盛り上げていくことができれば、さらに輪をひろげていくことができます。

ショップ側から仕掛け、「好き」が表現できたり、「楽しい」が共有できる場作りをしましょう。

ファンがファンで終わるのではなく、既存のファンが新たなファンを次々に呼べる仕組みを作ることができれば、輪はどんどんひろがっていきます。

コミュニティ形成の例

例えば、農産物を販売するサイトだったらこんな風にコミュニティを作れそうです。

1.SNSへこだわり農産物を使った料理写真をアップ

こだわりの野菜をお求めになるお客さんなら、料理をすることも好きなはず。
お届けした農産物で作った料理をSNSへアップしてもらいます。

あらかじめ、つけてもらうタグを決めておくと、そのタグから他の購入者の料理も見ることができます。おいしそうな料理法や、味の感想など、購入前のお客さんもチェックして期待を膨らますことができます。

ショップ側から、地元ではこんな風に食べていますよ、と生産者のレシピも提案してみてもいいかも!

2.定期的な「生産地訪問ツアー」

とれたてのさつまいも(民泊の体験)

おいしい農産物に出会ったら、生産現場のことも気になってきます。

どんなところで、どんな人が、どんな思いで作っているのか。農産物のふるさとをめぐるツアーを開催します。季節にあわせて定期的にツアーを組むことで、リピートしてくれるお客さんも増えることでしょう。食育にもなるので、ご家族での参加も期待できます。

生産現場をめぐることでより一層産地に愛着が湧き、次もその産地の農産物を買う理由ができます。

3.都市部での「出張お料理教室」

生産地訪問ツアーはなかなか行けない、という方にも都市部で参加できるイベントを用意。

料理教室なら参加もしやすく、おいしい食べかたも知ってもらえます。また、募集もオープンに行えば、料理教室から参加した方にもショップのことや、生産地のことを知ってもらうきっかけもつくれます。

ネットショップのコミュニティ形成が学べるおすすめ書籍

さいごに、ネットショップでコミュニティづくりを考えるにあたり参考になる2冊を紹介して終わりにします。どちらもとてもよい本なので、気になった方は読んでみてください!


▶最初の1冊におすすめ
『成功する ネットショップ集客と運営の教科書』

成功する ネットショップ集客と運営の教科書

ネットショップにおけるコミュニティの作り方は、『成功する ネットショップ集客と運営の教科書』の第10章コミュニティの作りかたで詳しく解説されています。

この本は開業の準備から集客・運営まで、ひととおりのことが網羅的に学べます。これからネットショップを作ろうという方には、最初の1冊におすすめです。

 

▶手元に置いておきたい1冊
『なぜあなたのECサイトは価格で勝負するのか?』

なぜあなたのECサイトは価格で勝負するのか?

こちらは豊富な海外事例をもとに、成功のポイントが学べます。
単なる事例紹介ではなく、読み取るべきポイントがしっかりと解説されているので、ショップのブランディングを考えるときとても役立つ1冊です。

煮詰まったときのアイデア帳にもなるので、手元に置いておくと心強い!!

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