更新日: 2023.04.17  カテゴリー: 朝ドラ らんまん

らんまん 第7話 2週目「キンセイラン」(2) あらすじ&見どころ紹介

連続テレビ小説らんまん 第2週「キンセイラン」見どころ&レビュー

はじめに

こんにちは!
植物が好きで牧野博士に興味のある、元高知県在住ブロガーのかなです。

この記事では朝ドラ「らんまん」のレビューと見どころを紹介していきます。高知に住んでいた自然好きならではの視点で、らんまんをより深く楽しめる情報を発信していけたらと思っています!

これからドラマを見る方も、もう一度見る方も、この記事を読んで朝ドラをもっと楽しんでもらえるとうれしいです。

今回は、第2週目の「キンセイラン」(2) のレビューです。

らんまん 2週目「キンセイラン」(2) の概要

入学初日から武家の子らにいじめられた万太郎(小林優仁)は、授業を放棄して帰ろうする。そこに現れたのは朝、門前で出会った謎の男(寺脇康文)だった。

らんまん – NHK

放送日:2023年4月11日

出演者:小林優仁(槙野万太郎)、高橋真彩(槙野綾)、太田結乃(槙野綾 幼少期)、南出凌嘉(竹雄)、中村里帆(たま)、中村シユン(古沢)、岩田琉生(広瀬祐一郎)、鴇田蒼太郎(富永三郎)、山下徳大(松井庄之介)、寺脇康文(池田蘭光)、松坂慶子(槙野タキ)

あらすじ

武家の子にいじめられ帰ろうとする万太郎に、またも水をかけてしまう謎の男。その男は新しい時代が来たと言うが、祖母の言うことと違うと戸惑ってしまう。家に帰り、もう名教館にはいかないと、押し入れにこもる万太郎を祖母のタキは説得します。夜になっても万太郎は押入れから出てきませんが、そこへ綾が握り飯を持っていきます。酒造りをしたいが、おなごだからできないと言う綾に、万太郎はそんなしきたり変えたら良いと言います。

お話の流れとレビュー

ここからは、お話の流れに沿ってレビューしていきます。感想がネタバレになっちゃうかもなので、見たくない方は、次の見どころ紹介までスキップしてください。

らんまん 2週目「キンセイラン」(2)

稽古だと木刀を振り下ろす祐一郎

稽古だと武家の子たちに表へ誘い出された万太郎でしたが、剣術なんて知りません。

万太郎の持った木刀は、祐一郎の一振りでたたき落されてしまうのでした。

にげるな

そういって再び木刀を振り下ろす祐一郎から万太郎を守ったのは、竹雄です。

万太郎は大汗かいて、かなりショックを受けている様子。

今こそ変わる時なんじゃ

落ち込んで帰ろうとする万太郎にまた謎の男は水をかけてしまいます。

もう帰る。勉学らいらん。

新しい時代が来たのにか。今は世の変わり目。おまんも、しきたりにとらわれんと…。今こそ変わる時なんじゃ。

おばあちゃんは、なんちゃあ変えたらいかんと。
先祖代々やってきたことそのまま続けて行けと。

おまんはどう思う?

おばあちゃんは変わったらいかんと言うが、あのおじさんは変わる時だと言う、どういうことだろうかと万太郎は考え込みます。

押し入れにこもる万太郎

落ち込んで押し入れにこもってしまう万太郎に、タキは心まで弱いままじゃいかんと説得します。でも、名教館は違うことを教えるから行かないと万太郎…。

タキは名教館にいかんなら飯抜きじゃ!と叱ります。

酒造りのことを知りたい綾

綾が酒造りについて書いた帳面を見ているところをタキは見つけます。その帳面は当主だけが受け継ぐもの、おなごは酒造りに関わってはいけないと綾は叱られてしまいます。

知りたかったかったがです。米を蒸したとこから、どうやって酒ができるがか。

あの匂い、忘れられんで。
あの時たったいっぺんじゃったけんど、蔵に入ったとたん何かが変わった。ひんやりして、ふわっとした甘い匂い。それから、何か生きている気配。蔵の中で何が起こりゆうかが知りとうて。

ゆうたじゃろ!おなごは蔵に一歩たりとも立ち入ったらいかん!
おなごは穢れちゅう。昔っからの決まりじゃ。

決まりなので、酒造りの帳面を勝手に触るなときつく叱ります。でも、家業に目が向く綾のことは、立派だとタキも認めています。

綾、万太郎のことを支えてくれるかえ?
いつか嫁に出ても万太郎のこといつまでも力づけてくれるかえ?

当たり前です。あたしはたった一人の姉ですき。

夜になり、綾はこっそり握り飯を持っていく

内緒ね。と、万太郎に握り飯をあげます。

万太郎は大きくなったら、当主として立派に峰屋を引っ張っていくのだ、自分はいずれ嫁に行き、どんなに尽くしたい峰屋に尽くすこともできないと万太郎にこぼしました。

おなごやき。おなごは嫁に出される…。
どんなに酒造りがしとうても、蔵の中に入ることさえできん。穢れちゅうがやと…。

穢れちゃあせんき。わしの大事な姉様じゃ。
したらえいき。酒造りしたらえいき。
わしが蔵に入れて、ねえちゃんが入れんら、おかしいが。

昔っからの決まりだとあきらめる綾に、万太郎はそんなが変えたらえいと力強く言います。

その時万太郎は、謎の男に言われた今こそ変わる時、という言葉の意味を思い出すのでした。綾にもせっかく名教館へ行かせてもらうことになったのだから頑張るように言われ、万太郎は再び名教館へ行くことを決めるのでした。

名教館へ再び

お付きの竹雄に帰るように伝え、一人で名教館の門に向かいました。

しっかりとした足取りで名教館に向かう万太郎は、何かが変わったみたいで頼もしい雰囲気がありました。きっと祐一郎はまた万太郎に何か言ってくるはず、と思うと心配ですが、万太郎はどう立ち向かっていくのかが楽しみです。

これからの時代を変えていく、そんな強さも感じさせられました。

見どころ紹介

第7話は綾が万太郎のたった1人の姉だと言っていたシーンが印象に残っています。

ここで、槙野万太郎の家族構成とモデルの牧野富太郎博士の家族構成を整理してみました。違うけど似ていて、名前も共通点があり、比べてみるとおもしろいですね。

槙野万太郎の家族

らんまん 峰屋 槙野家の家系図

祖父の喜左衛門、父の嘉平は万太郎が物心つく前に亡くなっています。ヒサも万太郎が幼い時に病気で亡くなってしまいました。

牧野富太郎の家族

岸屋 牧野富太郎の家系図

牧野博士も幼い頃に家族を亡くしていて、両親との思い出はないようです。祖父小左衛門の後妻「浪子」が大切に育ててきました。また、兄弟はいなかったようです。

牧野博士は生まれた頃は「誠太郎」という名前でしたが、祖父の小左衛門がなくなった年に「富太郎」と改名しています。

まとめ

名教館で武家の子たちにいじめられ、心が折れてしまう万太郎でしたが、姉に励まされ再び通うことに決めた第7話でした。姉の綾の酒造りに対する強い憧れも伝わってくる回でしたね。

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関連書籍

NHK連続テレビ小説 らんまん 上 NHK出版

牧野富太郎自叙伝 講談社学術文庫

それでは、次回の記事もお楽しみに!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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